最近よく目にする、“スタートアップ”って何?(初級編)
みなさん、スタートアップやベンチャー企業といったワードを最近よく目にするのではないでしょうか?
そんなスタートアップについてみなさんはどのようなイメージをもたれているでしょうか??
今日はそんな“定義”の曖昧な、
❶スタートアップ(ベンチャー企業も含む)の実態
❷スタートアップの歴史
について簡単に紹介していきたいと思っています!
スタートアップって一体なんぞや…
先ず、スタートアップの定義についてお話ししたいと思いますが、残念ながら肝心な定義は存在しないんです…
Wikipediaを参照すると“企業として新規の事業へ取り組むことをいう”と記載がありました。
しかしこれはベンチャー企業で検索した際に出てきたもの。
じゃあスタートアップってなんなの?
はい、そこからですよね…。
実はベンチャーという言葉は和製英語でしかありません。
海外では、ベンチャーという表現は一切されず、スタートアップと訳されます。
要するに、
スタートアップ=ベンチャー=新規の事業へ取り組む企業
という認識で一旦大丈夫です。すごくアバウトですが。
ただ、これだけだと少し寂しいので、僕なりに“スタートアップ”を定義させていただくと、
『産業に改革をもたらす挑戦者』
という表現になります。
少し着飾ってる感がありますが、
とはいえ範囲の大小考慮しても間違いないと自負しております。
実は過去に存在した? スタートアップブーム
はい😄
ということで、空前のスタートアップブームかと思いきやしっかりと歴史があったんですね!
▼第一次スタートアップブーム(1970年台)
第一次はなんと1970年まで遡ります。
この時代は自動車や電気といった加工業への転換期であり製造業が数多く設立された時代ですね。
そんな第一次ブームで代表としてあげられるのは日本電産やキーエンスです。
しかし、この第一次ブームは石油ショックによって消沈してしまっていました。
▼第二次スタートアップブーム(1980年台)
続いて第二次ブームですが1980年台まで遡ります。
この時代はサービス産業への転換期で、誰もが知っているあの会社、ソフトバンクやエイチ・アイ・エスが登場した時代です。
この第二次を代表する2社は今も尚日本の顔となっていますが、第二次ブーム自体は円高不況の影響を受け消え去りました。
▼第三次スタートアップブーム(1990年台)
ついに僕が誕生した1990年代まできました!
この時代はまさしくインターネットの時代ですよね!今は当たり前のようにインフラとなっているネットですが当時がネットというものがありませんでした。なんか考え深いです…。
まあそれはさておきそんな時代に登場したのは今を代表する企業であるサイバーエージェントとDeNAですね。
しかし、この第三次ブームもすぐに消沈してしまします。
理由はいくつかありますが、ネットバブルの崩壊やライブドアショックが大きな要因としてあげられています。
▼第四次スタートアップブーム(Now!!)
はい、ではようやくNowです!第四次ブームの紹介です!
現代はネットワーク環境が整いAIやIoTが発展。またSaaSやMaaS、RaaSといったものや、シェアエコといったものもよく目にするのではないでしょうか。
そんな今、スタートアップ投資が白熱しています。
代表格としては、みなさんの生活のデフォルトになったLINEやメルカリなどがあげられますよね!
以上、ここまで簡単にスタートアップの歴史について触れてきたわけですが、どうでしょうか。なんといっても今までのブームはいずれも消沈してしまっている事実。
それをもってこの第四次ブームはいつまで続くのか!?どうなんだ!?
すごく気になりますよね…その点に関してはまた今度触れていきたいと思います!
では、次回!
❶スタートアップがなぜこうも浸透しつつあるのか。
❷スタートアップ界隈で何がどう変化している?
❸スタートアップの問題点
の三本立てでnoteを書きたいと思います!
Fin.