見出し画像

SaaS未経験の僕がマネーフォワードに入社して

画像1

マネーフォワードビジネスカンパニー新規事業開発部の井上です。初めてnoteを投稿します。

2021年5月の「マネーフォワード クラウド契約」リリースとほぼ同時に入社し、フィールドセールスを担当しています。

(クラウド契約が実現したい世界、開発の軌跡、ビジネスチームの立ち上げについても、ぜひご覧ください)

あっという間の5ヶ月でしたが、毎日濃密で1年くらいいる感覚です。きっと気付いたら本当に1年経ってフレッシュさもなくなるので、今の気持ちを書き留めておこうと思いました。


鉄道会社→老舗専門商社というITベンチャーとは真逆の経歴

画像2

まず、経歴的にITベンチャーでは珍しいタイプかと思うので、そこから。

新卒で関西の鉄道会社に入社し約6年、その後専門商社での約3年を経て、マネーフォワードに入社しました。本格的なセールス経験はなく、正直ITは苦手分野でした。

恥ずかしながら、ザ・モデルも知らなかったくらいです。仕事はやる気と根性だと思っていたし、コミュニケーションはface to faceが一番!という昭和なタイプでした。

1社目で鉄道会社を選んだのは、生まれ育ったまちづくりに貢献できそう(あと、つぶれなさそう)という、今思えば何も考えていないに等しい理由です。

最初の配属は、バス会社出向という予想外のもので、ダイヤ作成や路線新設・改廃の企画など事業の根幹に関わる業務から、混雑するバス停での旅客整理やバス停の時刻表貼り替え、クレーム対応などの泥臭い業務まで、仕事の面白さもしんどさも経験させてもらい、結局丸5年在籍しました。

その後親会社に帰任し、バックオフィスに配属されたのですが、ほどなく家庭の都合で関東に移住することになり、約半年後に転職しました。

ラスト半年はなにもできなかったので、自分はビジネスサイド向きな気がしながらも、もう少しちゃんとバックオフィスを経験してみたくて、内定をもらった老舗専門商社グループのホールディングスに入社しました。

総務、法務、広報などバックオフィスの実務を幅広く経験し、やりがいも感じたものの、やはりビジネスサイドへの思いが年々強くなり、面談のたびに事業会社への出向希望を伝えていました。ある日、ふと「それなら別会社でもいいかもな」と思い、転職を考え出しました。

経歴からもわかるとおり、自分は保守的な人間だと思います。ベンチャー企業に入るなんて1ミリも考えていませんでした。

二度目の転職活動も当初は大手志向だったものの、ここだ!という会社にはなかなか巡り会えない中、友人を介して同い年のマネーフォワード社員の方と話す機会がありました。完全に興味本位でしたが、同い年なのにスキルもメンタルも自分と大きな差を感じ、より成長できる環境としてベンチャーも意識し始めるようになりました。

マネーフォワードの最初の人事面談でなにを話したかはあまり覚えていないのですが、「ビジネスもバックオフィスも兼務でもいいし倍働くので、成長企業でやりがいある仕事がしたい」的なアピールをした思います。中途半端な経歴にも関わらず、ビジネス職での選考を進めてくれて、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。

そこからビジネスカンパニーの各本部の方と話す機会を設けてもらい、一番最初のカジュアル面談から最終面接まで計9回/11人の方と面談し、内定をいただきました。(面談回数が多いのは自分が希望したからで、普通はもっと早く決まります。)

想像以上のスピード感とやりがい

画像3

スピード感や自主性が求められることは覚悟していたつもりでしたが、スピード感は想像以上でした。そしてそれ以上に、社員一人ひとりのモチベーションと仕事のやりがいは、もっと想像を超えていました。

面談で話した方々が本当に皆さん魅力的で、こんな人たちと働いてみたいと思えた一方、「管理職だから、特別優秀なんだろう」とも思っていました。

しかし、入社して感じるのは、役職関係なく全員が本気で仕事に取り組んでいて、熱い想いを持った方ばかりだということ。社員同士の関係も本当にフラットで、意見も言いやすいし、いろんな角度からフィードバックが飛んできて学びが多いです。

そんな中でも、クラウド契約チームはスタートアップ感の強いチームで、サービスはまだまだPMF段階ですが、盛り上がりを見せるリーガルテック市場において、マネーフォワードだからこそ届けられる価値をしっかり実現できるよう、メンバー全員がオーナーシップを持って日々試行錯誤しています。

(チームメンバーのnoteもぜひご覧ください!)

能力的にも人格的にも尊敬できるメンバーばかりで、自分の成長も実感できていますし、なにより仕事が楽しいです。前職までは、日曜の夜はしっかりサザエさん症候群でしたが、今は月曜が苦じゃないし、祝日は商談が入れられないので、日本祝日多すぎ!と生まれて初めて不満に思いました笑

自営業の家に生まれ、中小企業の大変さを目の当たりにしてきたので、そういったお客様の幸せに貢献したく、また、自分自身も前職までのバックオフィス業務に閉塞感を感じることも多かったので、そういった方々が生き生き働ける環境づくりをお手伝いしたいという思いがモチベーションに繋がっています。

未経験のことだらけですが、自分のような経歴だからこそお客様のお役に立てる部分もあるんじゃないかと思っています。

これまで10年後、20年後がなんとなく想像できてしまい、もっと夢中になれる仕事がしたくてマネーフォワードに辿り着きましたが、今は20年後どころか数年後すら想像できず、でもきっと目の前の仕事で結果を出せれば、悪くない未来があるだろうと思えます。

マネーフォワードの魅力

画像4

僕の思うマネーフォワードの魅力について。

入社前に面談を重ねるごとに「めっちゃええ会社やんけ!」と期待値が高い状態で入社したのに、入社前の5倍くらい良い会社だと思えているので、ここでは書ききれませんが…。

一番は、社会貢献と成長の両方を感じられる点だと思っています。マネーフォワードは、ユーザーの未来ひいては日本の社会を前に進めることをミッションに、経営陣から社員まで、本気でそれを実現しようと思っています。

自分たちの仕事がお客様の成功に繋がり、それにより社会を前に進めることができ、会社と個人、両方の成長を感じられる環境は、まさに自分が求めていたものでした。そしてその喜びをチームで分かち合えることが、こんなに素晴らしいことだとは思っていませんでした。

あと、地味なところでは、入社してから紙を1枚も印刷していないことに感動しています笑

少しでも気になったあなた

少しでもマネーフォワードのことが気になった方は、ぜひ採用ページへアクセスしてみてください。こんな僕でも一応やれているので、あなたにもぴったりのポジションが見つかるかもしれません。

クラウド契約チームも各ポジション絶賛募集中です。一緒に事業を育ててくれる方のご応募をお待ちしています!

Work illustrations by Storyset

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?