この質問に答えます
失敗と合併症
ここには明確に違いがあります。
合併症は マブタでいうと 感染・出血・左右差・腫れが長引く・希望の二重になったけど自分の顔には合わないなどです
お問い合わせで、
「2か月前に切開したしたが、幅が広くて失敗だと思います」
「手術して1か月ですが、食い込み・ハム目で失敗されました」
というのをもらいますが、完成は6か月です。そして、それらは失敗ではなく合併症です。また自分が幅広を希望した場合には、そのような経過は普通です。
6か月経過しても上記の場合は、失敗か成功かは手術前にどういう瞼にするかという診察によりますね
で、失敗というのは具体的に言うと
患者が希望した状態と明らかに違う場合が当てはまります。瞼では絶対はないですが、例として
{奥二重を希望して、超幅広になった}
{蒙古襞があり末広を希望したが、しっかりした平行になった}
などですね。これはデザインで決まるので、このあたりの経験が少ない、またはまぶたの構造・特徴をわかっていない医師の執刀で陥りやすい失敗です。
この質問では明らかになっていませんが、患者さんは奥二重からの末広を希望したのか?平行を希望したのか?ここで末広を希望したのに、しっかり平行になって気持ち悪い顔つきになったのであれば失敗かもしれません。
ただ、平行を希望した場合は、失敗ではありません、成功です。ただ、結果の顔貌が似合わなかったということになります。
僕が言いたいことは成功か失敗かは手術前の診察で、すでに決まっています。
患者さんの希望を聞き、それが患者さんの顔にあっているのかどうかのアドバイスをしますが、ここでの判断が最終です。
手術をする方も受けるほうも、ここでの確認が重要です。
僕の患者さんでも、平行を希望して末広になると、約束と違うといわれます。もちろん僕が手術前に平行にしますといって、末広になった場合ですけど。
アドバイスとしては
こんなことになったのでクリニックを批判しても意味ありません。こういう時は、自分の希望と違うことを伝えて、低料金でお直ししてもらうことをお勧めします。前向きに話をすれば、クリニック側も再度同じ料金を請求することはまずないでしょう。
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