喀血と吐血は違うと言いたい!①肺動脈出血がおきた

吐血(とけつ)※1はした事ないけど、喀血(かっけつ)※2はしたことある私は、血を吐いた話しを笑い話にした時に、よく「吐血したの?」とびっくりされる事がある。

吐血はしてないよ!

と言うと、相手は「ん??」となる。

「血を吐いたんでしょ?」

いやいやいやいや。そこ違うから!

よくドラマである沖田総司の血を吐くシーンあるでしょ?あれ、喀血だから。

と、分かりやすく説明してあげる。

そして、もちろん、「え、結核?」となる。
そのくだり。

結核の仲間の菌だけど、結核と違って人から人へは感染しないから安心して。

非結核性抗酸菌症って感染症の中の、肺MACって菌なの。

ってなことを、5年前からやっています。

その頃は、咳が長引いて、体重が減っていって、常に倦怠感。なんで自分がこんなに体力が無いのか分からなくて、無理に体力つけるために運動してた。

近所の病院行ったら、喘息と診断されてた。

けれど、血痰が出た。なんか変じゃない?
喘息で血痰なんて聞いた事ない。

一度目は喉が切れたんでしょう。

二度目の血痰で、写真もみせて、レントゲンを撮ってみる?と言われ二つ返事。

そしたらすぐに大きな病院を紹介され、検査をすることに。

私がレントゲンを撮らないと言っていたらこうはならなかったので、自分の直感を信じて良かった。レントゲンを提案してくださった先生にも感謝。

レントゲンだけだと、結核か非結核性抗酸菌症か見分けは付かないとのこと。前者は知っているが、後者はしらない。

紹介された病院で喀痰検査をし、結核ではなかったので、家族にうつらないことを安心した。が、実は結核より、非結核性抗酸菌症の方が厄介だと後に分かる。

結核は今や治る病気で、非結核性抗酸菌症は治らない病気だから。

病気の進度は人によって違うけれど、酷くなれば肺機能が失われたり、喀血で窒息する恐れもあると分かり、最近ビビり気味です。

でも、もう、なっちゃったのは仕方ないよー

呼吸できなくなるとか、考えただけで苦しすぎて死にそうになるんだけど、絶対諦めない。

あとは、治ったと思って生きる。
イェーイ!治った!治った!私は健康!

血痰でたら、止血剤で止める。止まらない時はすぐ救急車。これ絶対!!

痰は絡みつくけど、血液はシャバシャバで口から出て来ようとするので、すぐ分かります。

大丈夫。大丈夫。何とかなる。
結構人間の体は丈夫に出来てるよー

こういう記事書くと病気の事意識しちゃうから避けようと思ってたけど、それも飲み込んで私は大丈夫ってなりたい。なる。

肺MAC症治療の健忘録。


※1 消化器系からの出血が口からでること。赤黒い。
※2 呼吸器系からの出血が口から出ること。鮮血。

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