「本屋ルヌガンガ」

香川県高松市亀井町にある新刊書店です。

https://www.lunuganga-books.com

2019年のある日、家族と初訪問。主観で以下つらつらと。

店舗所在地は、ことでん瓦町駅と中央通りの間。田町交番からやや西手、ホールソレイユのある角を南に入ってすぐです。

肝心の書籍ラインナップ、正直「私が欲しくなる」ものばかり。購読誌や好きな作家書籍の多くがなぜか休刊等になる「出版疫病神」傾向強めの私……が欲しくなるのですから、けっこうマニアックな(言い方!)作家や分野の書籍もある、という面があります。

家内もすぐに、この書店・書籍の並びを好きになったようでした。その視野に入るのは、私とやや異なり、「その分野の中級向け」「ちょっと詳しめに書いてくれている」という書籍の模様。

では、難しい本が居並ぶ、読書ビギナー(なんぞそれ)おことわりな書店なのでしょうか。それは全く違いました。有名な作家・人物のをもきちんと置いている……というのはもとより……。

まず、「感じ、考え、計算もして、それでいて読者にもっとも良い書棚を」という思想がうかがえる陳列に見えます。同分野の本をただ部門ごとに棚に入れている、という感じがありません。分野ごとのつながりをも交えた配架です。

そこから、「書籍との出会いを、誠心誠意プロデュースしていきたい」という思いも感じられる気がします。

また、大型書店にて棚を流し見していても、気づかない・そもそも在庫が無さそうな、渋さを持った本にもスポットライトを当てていました。

強引に一言で言えば、「書店の新たな一形態を見た」というところでしょうか。

店舗奥ではコーヒーもいただけます。本選びに幸せな疲れを覚えたら、一息ついてまた本を手に取り、レジへと持っていくのが良いかもしれません。

この記事作成時では、営業時間10時~19時、火曜日定休です。

ものの数歩の位置に、「YOMS」さんもあるので、いずれ伺いたく。

800字をこえたので今回はこれにて。

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