美化vs老化

しばらく会わないうちに私のこと美化しすぎなんじゃないかと思う。
いやいや実物たいしたことねえぞ、
っていうか元々たいしたことないうえに老化も進んで普通に中年女性だぞ、と。

久々にタイトスカートはいたら脚が太くなっててびっくりした。
膝下が目に見えて太るってさすが7キロ増。
今一番ホットな悩みである腰痛だって急激な体重増加で負担がかかったのかも。
顔はくすんでタルんでるしシミは濃くなったしゆるみ毛穴だし、これが芸能人だったらヤフーニュースで劣化したって記事にされるやつだ。

それなりにケアはする。少しは痩せたいしシミはレーザーでアレしたいところ。
でも、ちゃんと年相応に年齢を重ねることは別に悪いことじゃない。
だから今を受け入れて悲観はしないし、無理に若作りもしようとは思わない。
しばらく会ってない人々よ、今の私はすっかりめっきり中年女性ということをお忘れなく。
美化されたり期待されるのは面倒だ。
もうすぐ40歳を迎えることや体のあちこちが老化してることを近頃積極的に言いたくなってしまうのは決して自虐ではなく、若く見えるとか言われたいわけでもなく、色々な面倒を回避したいから。

先日、昔からの友人に会った。
私たちオバチャンだよね～ってゲラゲラ笑って楽しかった。
ついに健康のこととか話すようになっちゃったのだって楽しい。
ありのままでいられる場所は心地好い。

会いたい人にだけ会いたいし、好きな人にだけ好かれたい。