尊敬し、学び合える同期。

今日は、稽古に行きました。

小学生で合唱を始め、中学生で声楽を勉強し始めました。オペラ歌手になるのが夢で。30代までレッスンに通いましたが、自分のレパートリーや表現を人に決められるの事を疑問に感じて、どこに所属するわけでもなく自主公演を続けました。

で、50代になり…。今では、私を歌手として声楽の指導者として育ててくださった尊敬する師匠も、レッスンを引退するお歳になられましたので、大学の同期に定期的に稽古を見てもらっています。私は留学経験がありません。言葉のこと(ドイツ語やイタリア語が多い)では、意味は調べればわかりますが、その語感というか言葉の持つイメージなどは、なかなか理解できない場合もあります。またその同期は、音楽全体を論理的に捉える事にたけていて、私が個性のみでやり過ごしているところにメスを入れてくれます。要するに音楽が整理されて流れが良くなり伝わりやすく、勿論歌いやすくなります。

学生からら30年以上たった今、同期同士がそのキャリアに敬意を評し、アドバイスし合い、歌い続けられる事を本当に幸せに思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?