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わたしにとっての『写心』撮影

コーチこそたくさんコーチングを受けた方がいい
エステティシャンなら自分もいろんな施術を受けた方がいい

というのと同じように

カメラマンも撮るだけじゃなく、自分自身が撮られることをたくさんしたほうがいい

ということで、人を撮ることをお仕事にすると決めたときから、定期的に写真を撮ってもらっています

いろいろなカメラマンさんに撮ってもらうけれど、一番たくさん撮ってもらっているのは、人柄写心家丸山嘉嗣(まるやまよしつぐ)さん

そんな「つぐ撮影」を、今年撮ってもらった写心たちとともに振り返ってみようと思う

2023年春、桜と一緒に

初めてつぐさんに撮ってもらったのは、「カメラマンとしてポートレートを撮る」と決めた2019年の春

さっきも書いたように、ポートレートを撮るなら自分も撮られる体験をしないと!と思ったのがキッカケ

その頃、Facebookを見ていて「素敵だな」と思う写真には、必ずと言っていいくらい『photo by 丸山嘉嗣』の文字があって

当時、かなり拗らせていたわたしにとって、そこに写る女性たちの輝きは「わたしにはないもの」でしかなく

こんなふうに女性の「光」を撮るのが上手なひとが、わたしみたいな「腹黒い」人間を撮ったらどうなるんだろう?という

本当に、今思えば、どれだけ捻くれてるんだっていう、そんな気持ちで撮影に申し込んだのです

2019年、はじめてのつぐ撮影


はじめての撮影で会ったつぐさんは、それまでのわたしの周りにはいなかった人種で

会話をしていると、思いもかけない角度からの答えや質問が返ってきた

「え、なんかこの人おもしろいかも」
「この人だったら、ちゃんとしなくてもいいのかも」
「この人に関わってもらったら、なにか変わりそう」

そう思って2回目の撮影をお願いし、それ以降、毎年定点観測として100人撮影のたびに撮ってもらってきました

つぐさんに何度も撮ってもらう理由のひとつは、「絶対に可愛く撮ってくれる」という安心感(笑)

多少むくんでいても
多少お天気が悪くても

「つぐさんなら、なんとかしてくれる」

撮影のときにこの安心感があるのは本当に大きい
もちろんコンディションを整える努力は必要だけれどね

ちなみに撮影中に不要な違和感を感じさせる言動がないことが
この安心感に繋がってるんじゃないかと思っている

飄々としているように見えて、その実、ものすごく相手を見て
言葉や行動を選んでいるのが、つぐさんなのだ

比較的繊細なくせに鈍感なわたしは
その配慮に気づけないことも多々あるのだけれど苦笑

2023年4月、沖縄にて

つぐさんに撮ってもらう回数が増えるごとに
事前のやり取りは少なくなってきていて

「お洋服これにしようと思うんだけど、どう?」
「うん、いいんじゃない^ ^」

「こっちもあり?」
「うんうん、ありだね^ ^」

今年にいたってはこれくらい笑

これはきっと、撮られることを続けてきて
準備のたびに「自分はどうしたい?」と問いかけてきた結果

好きと似合うが一致するようになってきたからなのかなと思うけど
どうなんだろう?

撮影中のつぐさんは寡黙で
撮影を重ねるごとにおしゃべりが減っていったのはわたしだけだろうか?

ほかの人の感想を見ていると
なにやらお告げのような言葉がでてくることがあるみたいで
ちょっとうらやましいなと思うことがあるけど

緩むこと
委ねること
自由に振る舞うこと

撮影中、わたしがこの状態でいられるような
空気を作るために(いい意味で)ほったらかしにしてくれてるのかな

と、そんなことが撮影中に浮かんだ今年

緩むこと
委ねること
自由に振る舞うこと

4年前からずっと言われ続けてる、、、
まだまだ破れる殻があるようだ苦笑

2023年11月、二度目の沖縄撮影 

つぐさんの撮影は
わたしにとって定点観測で

撮影と撮影の間の時間を
どう過ごしてきたか、が、写るもの

「かわいい」を受け入れ始めた自分の姿
力まず楽しめるようになった自分の姿
絶対にないと思っていた色気を纏った自分の姿
「わたしはこれでいいんだ」って自信が写った自分の姿

いろんなわたしと出会ってきた4年間
いろんなわたしを楽しむことを覚えた4年間

つぐさんの撮影がなかったら
たぶん、こんなにも自分を楽しめるようになっていなかったと思う

20代の頃より30代の頃より
撮影に出会った40代後半からのほうが
楽しい日々を過ごせていて
これからの自分に期待が持てている

だから

これから先の自分をもっと楽しみたい
自分の未来に期待を持てるようになりたい

そんなひとは、つぐ撮影を体験してみたらどうかな?

きっと新しい扉が開くよ






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