極度観想(ねれない)

3/23(土)

 この間の日記、春休みが終わるの最悪すぎる、で結んでいたけど、数日でさらにその最悪の感が増幅されて困っている。大学で受けられるアセスメントに申し込んだ。発達上の特性の分析やお悩み相談をしてくれるらしい。「試しに」って数日前まで思ってたのが急に「なんとしても」になった。
 最近悪夢ばかり見る。

 まず4月、忙しそうすぎて、ぷつっとなにかを切り捨てそうで、それがすごくこわい。恋人もいるしつくたんもあるし、困ったらみんな助けてくれるから、大丈夫。なんだけど、なんだけど。

 今バイトしてるところだけだとどうにも稼げなさそうだし、近いうちに取り壊されるって話を聞いたから、他のバイトを探して、今日応募した。それが新歓時期と春の授業初めに被ってくるのもやっぱりこわい。今のバイト先が緩くて楽すぎるからちょっと気合い入れなおさないといけないかもしれない。

 とにかく単位がやばい。短歌もつくろうと思わないとつくれない。歌会欠詠したくない。

 でも、今日は履修登録と健康診断について調べた。おいしい料理も作った。

3/27(水)a.m.4:30

 寝れない。ここ数日。外はまだ暗いけど、カラスが鳴きはじめてる。早朝のカラスの声、超嫌い。
 このあいだ9時間くらいバイトして深夜に帰った日、爆食ののち爆睡かと思いきや意外と寝れなくて、4時くらいから7時半くらいまでずっとピアノを弾いてた。バッハの平均律1番を、頭をゆっくり揺らしながら何度も弾いた。ランゲ「花の歌」を胸いっぱいに弾いた。ベートーヴェン「月光」第1楽章を、疲労と不安をできる限りピアノに預けながら弾いた。

 このときはハイになってる感じだったけど、今日はそうじゃないな。全然寝たい。寝れないのは僕にとって結構珍しくて、嫌です。おもんない。普段寝れるのでおくすりにも縁がない。

 人類学の論文を暇なときに読もうかなと思って、jstageで読めるやつ2本読んだ。面白い。春、つまらない授業のときに読みたい。
 別で、樋口恭介編『異常論文』に載ってる青島もうじきの「空間把握能力の欠如による次元拡張レウム語の再解釈およびその完全な言語的対称性」を昨日読んで、とても面白かった。未来の文化人類学の論文的なSF。全員ろう者で石版に記号を書いてそれを傾けたり動かすことで文法をつくり会話するレウム語の話者、がフィールドワークの対象。その部族にARデバイスを与えたことで新たに生まれた次元拡張レウム語についての論文。調査対象者の双子の一方が空間把握能力を欠如しているために双子のあいだで交わされる次元拡張レウム語が独自の変化を遂げている、という話。

 小説書くぞお、って年末とかに言ってたけどすっかり書いていない。残念なことです。でも書きはする。

 今日髪を切りに行くけど散髪中に寝ないようにしなきゃ。書いてたら空明るくなってきちゃった。

 洗濯機回さないとだ。もう暖かくなる。洗濯物が乾きやすくなるのは嬉しいけど、食べ物が腐りやすくなるのは嫌だ。


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