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ファシアとQPAについて マトリックス統合医学研究会のご紹介

 今週末に開催予定の「マトリックス統合医学研究会」についてのご紹介です。開催時間などは前回の記事の通りですが、今回は内容の紹介です。

 まずは、ファシアと波動治療器QPA(AWG)の関連について。ファシアへの介入としては、総合診療領域を中心にハイドロリリースが有名ですが、これに加えて、当院ではファシア近辺で発生する瘀血への対応として「刺絡」を重要視しています。
 但し、これらは、病変に対して「注入する」と「吸い出す」といういわば、INとOUTとでもいうべき方法論であるのに対して、振動の周波数によって介入対象を変える「揺らす」「振動する」をメインに据えたものがQPAと位置付けています。

 これまでも量子医学的方法として解説されてきましたが、その際にも、水分子の振動が注目点ではありました。ではそれは何処の水分子なのか。当然あらゆる身体内部ではあるのですが、各臓器などの標的となるもの以外に、重要になるのがファシアである、という事です。
 ファシアがいわゆる経絡と強い関連があるとすれば、ファシア周囲の水分子は当然、その情報伝達に影響することになります。そこに、鍼灸の古典で言うところの「経別」のルートを仮定すれば、身体内部の内臓などに効率よく情報が伝達することになります。内臓の場所を同定しながらであれば、直接的にも影響を与えることが出来るでしょう。

 こうした極めて現実的な推測のもとに、ファシアとQPAの関係を考察していきたいと考えています。第1部では、ファシアについての基本的な知識の解説、第2部ではファシアからどのように具体的な方法論としてのQPAにつながるか、第3部ではこれらの考え方を包括する「マトリックス統合医学」を概説する予定です。実際の体験会も行いますので、この分野に関心のある方は是非お越しください。

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