見出し画像

我が子を喜ばせたいは親のエゴ


こんにちは。こいけです。


「我が子を喜ばせたいは親のエゴ」


認めたくはないけど認めざるを得ない。無意識にふらっとお出ましするであろうときに備えて、心に留めておきたいと思った先日のできごと。


0歳1歳の年子育児中の核家族の我が家は、下の子が生まれてからなかなか日中外にお出かけできない日々が続いている。


平日何日か外に出ない日が続くと、上の子に対してなんだか申し訳ない気持ちになる。
下の子が生まれてからより一層、上の子は退屈していないか、寂しそうではないかと気遣うようにもなった。


先日夫の週末の予定が空いたので、家族で水族館へ行くことに。久々のTHE・お出かけ。混雑が苦手な我が家はお出かけは平日を選ぶことが多いけど、外に連れ出したい気持ちが勝り、三連休の水族館を選ぶ。


その水族館には上の子が0歳のときにも行ったことがある。
腰もすわったしそろそろ普段見ないものを見せてあげようと。
そんな期待とは裏腹に、当時はイルカショーの音と光に怯えてショーが終わるまで泣きっぱなし。


あれから1年以上経ったし、色んなものに興味を持ち出した今日この頃。ここ最近お散歩もろくに連れて行けていない現状から抜け出したい。帰りにぬいぐるみを買ってあげよう、なんて妄想しながら水族館へのリベンジを決断。



結果は惨敗。


ショーが始まる前は楽しそうにしていたけど、ショーが始まる頃には飽きて歩きたいと手を引っ張ってくるではないか。


三連休のせいもあって館内は混雑でろくに歩けない。娘にとってはショーまでの待ち時間は苦痛でしかなく、同じ席に座らされてストレスの何ものでもなかったわけだ。


なんだか心がスッキリしないまま、翌日スーパーへ買い出しに。
いつもと違うスーパーに行くと、そこにはア◯パンマンの子ども用カートがあるではないか。
カートに飛び乗り、とても楽しそうな娘。


喜ばせたくて連れて行った水族館より、近所のスーパーのカートに喜ぶ娘。
その笑顔が母の心にグサグサと突き刺さる。
自分の思う「楽しいであろうこと」と娘の「楽しい」は当たり前だけど全然違う。
自分のものさしで喜びを強要するのは親のエゴだと反省した。


子どもの自由な選択を尊重したいと思いつつ、その選択ができるように「選択肢は与えたい」と思う親。
その思いは今も変わってないけど、選択肢を渡す「タイミング」はあるのかもしれないと思う今日この頃。



悩んで調べて妄想して行動して失敗する。
ときもある。
そして子育てはつつぐ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?