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なぎこさんへの手紙

昨日、何かの媒体で遠野なぎこさんの記事を読んだ。
彼女は私より3歳年下の42歳だそうだ。
とすると、育った年代は近い。

両親が今で言う「毒親」で、両親からかなりの虐待を受けていたと。
この頃はこうで、あの頃はどんなことをされた・・・と。
わかる。
読んでいたらまぁまぁ似たようなことを私もされて育ってきたから。
サンダルの踵で後頭部血で染まったとか、「ちょっと悪いことしたから外に出されました」程度じゃ済まないレベルで私も色々やられてきた。
だからなぎこさんの気持ちが手に取るようにわかった。

何にも悪いことしてないのに親から色々やられて「私は悪い子」ともうそれは自然に思い込んでしまう。
悲しかったこと、そればっかりな人生だったのかもわからない。

けどね。

私も痛いほどわかるよ。今でも悲しいよ。思い出すだけで腹ただしいよ。
この度お母さんが自死したとのことで、お葬式にも呼ばれなかったし行かなかったとのこと。
それでいいと思うし私でもそうしただろう。女優さんなのに自分を醜いと思い写真も上手く撮れないと。
それもわかる。私も自分の顔が苦手で写真はほとんど撮ったことがない。
自分の顔が無意識に好きじゃないんだろう。

けどね。
過去は終わったの。

悲しいし悔しいけれど過去はもうないの。

なぎこさんも私ももうぶつける母がいないの。
どんなにぶつけたくてももういない。その事実は変わらない。
なぎこさんも私も一度目の結婚うまくいかなかったね。
他人との距離感とか付き合い方とかわからないんだよね。

自殺未遂したのも一緒。
愛されたいって求めた結果だ。
全てがわかる。

私もあまり考える時間減らしているよ。
自分のこれからの人生、いない人(母)のこと、嫌な記憶を思い出す時間がもったいないから。
それより今この瞬間楽しむことに集中しようとしてる。
好きなことしてる時間は誰にも奪われない。
おかげさまで私は今とても充実しているよ。
子育てや夫のことで日々悩みながら笑 
けど昔のことがあったから人を大事にできる。

なぎこさんもどうか立ち直ってほしいな。
心の傷は抱えたままでいいから。
私も抱えてる。抱えながら日々頑張って生きてる。

このnote絶対読まないだろうけれど笑

辛い人生
だったから「これからも辛い人生を生きる❓」
辛い人生
だったから「これからは幸せな人生を過ごす❓」

自分で選べるんだよ。

全部自分が選べるの。


なぎこさんも幸せになれるよ。
だって笑顔素敵だもん。ほんとのあなたは綺麗だもん。

私は「幸せな人生を生き切る」ことを選択したよ。

一緒に頑張ろうね。

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