マガジンのカバー画像

大豆を作ろう。

9
ワタシの大豆の作り方。飛騨の在来大粒青大豆「ハトコロシ」を、移植栽培した場合です。
運営しているクリエイター

#枝豆

大豆を作ろう。 ⑥枝豆

枝豆(えだまめ=未成熟な大豆)播種100日後頃から、大豆を枝豆として食べられる時期にあたります。6月21日に播種したとしますと、9月29日頃になります(気象条件により変動します) 枝豆収穫の適期は莢の状態をよく観察しましょう。莢が付き始めてから徐々に中の身が膨らんできて、色はキレイな深緑色になってきます。莢が見るからにはち切れそうなほどに張ってくると美味しく食べられます。皮にシワが寄ってきますと時すでに遅しです。収穫が遅くなると豆が硬くなってきますので注意してください。

枝豆を楽しもう。

実は枝豆の旬は秋。夏じゃないの?とお思いでしょうが、夏に食べられる枝豆は早生品種で、最も速いものはハウスで栽培されています。 大豆は短日植物です。短日植物ってなんじゃってことですが、夏至から冬至の間、昼の時間が短くなる(夜の時間が長くなる)頃に花をつける植物を短日植物といいます(朝顔、菊、稲、大豆など)。もともと、大豆をいつ播いても同じ時期に花が咲くので発見した習性だそうです。 在来種の大豆はたいてい中晩生〜晩生種です。在来種の大豆を早くに播いても、前述の短日性のために8