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物理には、万有引力の法則やファラデーの電磁誘導の法則、熱力学第一法則など様々な法則があり…
量子コンピュータで使われる量子ビットは、量子力学の重ね合わせの原理から、0と1のどちらも取…
量子コンピュータに対して、これまでのコンピュータは古典コンピュータと呼ばれます。現在、使…
ポアンカレは、かつて、二質点のつくる重力場中での第三の質点の運動を研究しました。その運動…
ニュートリノ振動を量子状態の重ね合わせの観点から考えてみましょう。 地球に飛来してくる宇…
(以下は、早稲田ビジネススクールに在学中に書いたエッセイの再掲です。一部、加筆修正。) …
「私は二つの窓の両方を一緒に通って室内に入ったのです」 これは、朝永振一郎のエッセイ『光子の裁判』での、被告である光子のセリフである。 被告(光子)の状態を説明するために、弁護人は「その状態が一つの無限次元複素空間内の原点から射出する一本のヴェクトルで示される」として、それをΨ(t)とした。さらに、被告が窓Aにいる状態をΨAとし、窓Bにいる状態をΨBとおいて、「Ψ=ΨA+ΨBなる状態においては、AにいるのでもなくBにいるのでもないが、A、Bの二つの状態に何らか関連のある一種特
量子もつれは、不気味な(spooky)遠隔作用とアインシュタインに言わしめた現象だ。量子もつれ…
渦巻き状の小さな磁石がある。スキルミオンと呼ばれており、数ナノサイズの渦状構造の磁気モー…
「そうおっしゃっても私は二つの窓の両方を一緒に通って部屋に入ったのです」 これは、朝永振…
量子の位置と運動量は同時に正確には決めらないというのがハイゼンベルグが提唱した「不確定性…
量子は複数あると量子もつれという不思議な現象を起こします。2つの電子を考えます。電子はス…
フランスの物理学者ルイ・ド・ブロイは、アインシュタインが見出した光量子からヒントを得まし…
電子が波の性質をもつなら、その変化はどのように記述できるのでしょうか。量子の波としてのふるまいを記述するのがシュレーディンガー方程式です。この方程式を解くことで、電子の波の変化を知ることができるようになります。シュレーディンガー方程式は波動方程式の形をしているため、物理学者にとってはなじみ深いものでした。ここで登場するのが波動関数といわれるものです。よくΨというギリシア文字で書かれます。この波動関数$${Ψ}$$が何を現しているか、量子力学における重要なテーマになっていきます