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自分史とキャリア

先日、自分史と相続について書いてみました。https://note.com/koide_takuya/n/ncc191e85be90?fbclid=IwAR2qy5KfUEzfZLhBeo4XIic0TF-xgnCsAfvJ2ziJcGzonR8pbOF71vV0tGg

こんどは、自分史とキャリアについて書いてみます。
私は、自分史作成のお手伝いをすることがあります。
といっても、本を書くというよりは、自分史と相続に書いたように、子供たちに何を伝えるのかを考えるために自分と向き合うことがメインの取組みです。
楽しかった思い出や、人生の転機にどう取り組んだのか、等のことを思い出します。
すると必ずあることが起こります。
それは何か、子供たちのために自分と向き合うことをし始めたのですが、自分のために自分と向き合うようになるのです。
その結果、今まで自分のやり残していたことに気づいたり、新しい自分の課題に気が付くことが多くあります。というかほとんどの方の関心はそちらに向かうといっても過言ではないと思います。
自分のやりたいことを発見して、それを実現するために勉強したり、準備をしたりし始めます。
ご両親が、突然目標を見つけて、それに取り組む姿を見ることは、お子さんにとっても、とても素晴らしいことですね。
キャリアコンサルタントの世界でも、クライアントの自己理解が深まることは、問題解決のキーのひとつです。そのために、人生の振り返りを行いますが、それを徹底的に深堀りするような面が自分史にはあります。
もちろんキャリアでは、必要なことはこれだけではないのですが、私はキャリアコンサルタントでもありますので、幅広いサポートができます。
これが私がキャリアコンサルタントを取った一つの側面です。

もうひとつの側面、それはミドル・シニアの人々のことです。
私は、定年後行政書士を開業しました。その後も順調とは言えないかもしれませんが、なんとか前向きに頑張っています。
在職時の後半は心の中にもやもやしたものが漂っていて、どうも落ち着きが悪い状態が続いていました。
それで、思いきって定年とともに長年お世話になった会社と離れ独立したのです。
そこで、私の年配で、会社にいてもやもやしている人や、会社を離れてもやもやしている人がたくさんいることを知りました。
また、会社を定年退職して、もやもやしてはいないものの、手持無沙汰というか、毎日同じ喫茶店に"出勤"しては、午前中を新聞を読んで時間をつぶしている方がいることも知りました。
これらの方々に、自分史を通じて自己理解を深めていただきたい。と、思っています。
また、それをきっかけにキャリアコンサルタントの手法を使って、今一度、自らの知見や能力を使って、社会に一歩踏み出していただきたいと考えています。
そのための伴走をさせていただきたいと考えています。

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