思い出される人のこと 7

小学校時代の続きです。
小学校の間に数多くの先生にお世話になったはずなんですが、そのほとんどの先生を思い出せない。友人もそうでしたが、霧の中をさまようようで、なんとも記憶がないのです。
おぼろげに思い出すのは、まず、大村先生のことです。この先生は、確か、学校を卒業してすぐの先生だったと記憶します。
実のところどんな先生だったのか、とか、どんな授業をしてくれたのか、ということは覚えていません。だいたい何年生の時の先生だったのかも記憶があいまいです。多分4年生か5年生だったと思います。
この先生を覚えている理由はなんなのか。
多分、子供たちに全人格的につきあってくれたのだと思います。
教える技術がどうとかではなく、とにかく全力であったと漠然と感じています。
今多分77歳くらいかと思います。一度お会いしたいと感じます。
もう一人、その次の学年多分5年生か6年生の時には、別の女性の先生。たしか丸島かつ子先生が担当であったと記憶します。
この先生はベテランの先生。多分年は40代。ある意味怖いものなし、という感じの先生だったという記憶があります。
反面、中堅教員のボス核というか、彼女になびかない教師に対しては厳しかったのではないでしょうか。
子供の頃は感じませんでしたが、今になってさのように感じます。
隣のクラスが新人の男性教師でまさに熱血漢という感じの先生でした。名前が思い出せないのですが、一度私の属しているクラスと野球の試合を放課後にしたことがあります。
試合の後で、私たちのクラスがまとまらなかったのが残念という趣旨のことをおっしゃったのを覚えています。
子供心に先生同士で何かあったんだな、と感じました。
微妙な関係があったのでしょうね。

ところでその時のピッチャーはヤクルトの監督をやった小川さんでした。
小学校の同期生で一番有名になったのは彼でした。





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