11日目

拝啓


私は今、ブランコに乗り込んでおります。


しかし、1日目のnoteを見れば分かると思うのですが、私は酔いやすい。

すでに頭が痛いです。

漕いではないんですけど、もう酔ってます。

もう、乗るなよ。





さてさて、また3月ですね。

このくらいになると皆さんやはり思い出してしまうのではないでしょうか。

とても辛い出来事でした。

未だに辛い経験をしている人もいるのでしょうか。

未だにあの日に戻ってしまう人もいるのでしょうか。

私にはわからない。

何にもできない。

気持ちはすごくわかります。

そんな言葉が嫌なんだろう。

自分が言われたら嫌だと感じる。

でもわかります。






人が亡くなった。



元気な人だった。


多くの友人や後輩、色んな人に慕われ、その名を呼ばれていた。


いつも楽しそうにしていた。


いつも怒っていた。



でも追いかけていた。



一緒にドライブに行きたかった。



一緒にキャッチボールをしたかった。



二十歳になったら一緒に酒を飲みたかった。



一緒に誕生日を祝いたかった。




全部想像にはなってしまうけど、
この日が来るたび思ってしまう。





僕が生きる今日は

もっと生きたかった誰かの

明日かもしれない




これはかりゆし58さんの「さよなら」の歌詞です。


あなたの今日も、

私の今日も、

忘れてしまちがちだし、

別に関係ないって言われたら終わりなんだけど、

誰かの最期の日なんだ。


そして、


誰かの最初の日なんだ。






だからさ、

イライラするのもわかるし、

悲しいことだっていっぱいあるけど、

その1日の終わりに

少しでも口角が上がってたら

少しでも落ち着いて話ができたら

少しでも歌を口ずさんだら


それを


そんなことを


『幸せ』と呼んでもいいんじゃないでしょうか。






良いことばかりじゃない。

でも、

悪いことばかりじゃないよ。






今日はここまで。
では、また。
                  




                敬具

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