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3,500円以下のおすすめワインベスト1〜3 2022年7月編

はじめに


当月の1ヶ月間でテイスティングしたワインの中から、個人的見解でベストワインを発表していくシリーズ。

前回の記事で7月度のベスト6〜4をご紹介させていただきました。今回はその続きとしまして、ベスト3〜1を発表してまいります。


実際に私が関わるレストランでオンリストしているアイテムもございますが、なるべく多くの方が手に入れやすいということも考慮して選ばせていただいています。ぜひ今後のワイン選びの参考にしてみてください。

本記事でこれから発表する上位2アイテムに関しましては、Twitter未公開のnote限定オリジナルのツイートとなっています。


それでは早速ですが順番に発表してまいります。


【ベスト3】 さらなる可能性を感じる南アフリカのロゼワイン

【7月度の田邉が選ぶ3,500円以下のおすすめワイン第3位】       南アフリカのフレッシュミネラリーなロゼワイン「デ ウェホフ リリヤ ロゼ」3,000円。白ワインの名酒が生み出すこの夏にぴったりのドライロゼ。瑞々しい果実と貝殻、潮のフレーヴァー。お寿司のウニやイクラ、カニの軍艦との相性も抜群。

田邉 公一Twitter
左が2021年。右が2022年。

南アフリカの注目のエリア「ロバートソン」において、シャルドネの名手として注目を浴びている「ウェホフ」が造る初のドライロゼワイン。

デ・ウェホフは南アフリカのロバートソン・ヴァレーで150年、3代にわたりワインを造っているワイナリーで、フランス ブルゴーニュ地方のシャブリやムルソーを抱負とさせる白ワインを生み出しています。

このロゼワインは、ウェホフのCEOのヨハン・デ・ヴェット氏の娘のリリヤさんにちなんで名づけられました。

今回は2021年と2022年の2つのヴィンテージを比較テイスティング。興味深いのは、2021年の方が蝋キャップで、2022年はスクリューキャップで栓をされていることです。新ヴィンテージは極端に開けやすくなりました。

どちらも素晴らしいのですが、現行のヴィンテージとなる2022年は、よりフレッシュで、スクリューであることも含めてご自宅で楽しんでいただくには最適だと考えています。


【ベスト2】 ボルドーの白ワインは「熟成感」に注目


続いてはこちら。一風変わったスタイルのワインです。

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