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2021年8月の3,000円以下のベストワイン3選

はじめに

2021年1月よりTwitter上でスタートした「ワインディレクター田邉が選ぶベストワイン3」。各月の1ヶ月間にテイスティングしたワインの中から3,500円以下のワインにスポットをあて、個人的見解からベストワインを発表していくというコーナー。

実は先々月までは3,500円を上限とさせていただいていましたが、先月初めて「1,900円以下のベストワイン」に変更致しました。その理由に関しては前回の記事で説明をしたのですが、さらに転じて今回は「3,000円以下のベストワイン」。つまり、今後はその月に出会うワインによって、価格の上限を柔軟に変更していくという考えです。

例えば仮に10,000円ほどするワインだったとしても、明らかにそれ以上の価値を感じたものに関しては、しっかりとこちらでご紹介することになります。

価格を固定しすぎてしまうと、ラインナップが偏ってしまうことを懸念したこと。そして、絞りすぎることで、その価格帯のワインを常に求めることになり、セレクトに対して自然と妥協が入ってしまう可能性を危惧し、このような形と致しました。

一貫性のないやつだなと思われても構いません。これはブレではなく、より良いアウトプットをしていくため。このような変化は必要だと考えています。

それではこれから、8月度のベストワイン3を発表させていただきます。


【ベスト3】 

Twitterでも投稿させていただいた、この季節に飲みたいエネルギッシュなワインです。

【8月度の田邉が選ぶ3,000円以下のベストワイン第3位】ウルグアイの赤ワイン「ガルソン タナ レゼルヴァ 2018」。近年注目度が増しているウルグアイのタナ種から造られた、凝縮度が高くなおかつエレガントさを兼ね備えたワイン。牛赤身肉のステーキ、焼肉との相性の良さは抜群です。税込2,948円。

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こちらはワイン友達に勧ていただきテイスティングしたワイン。

ウルグアイのタナは近年ソムリエ教本でも取り上げられ、注目度が増している期待の品種。アルゼンチンのマルベックとはまた一味違った個性を楽しめます。

タナは「タンニン」の語源にもなったというほど、しっかりとした渋みが特徴ではありますが、南米ウルグアイの豊かな日照を浴びた完熟のブドウから造られたこの赤ワインは、豊かな果実の甘味がタンニンを包みこんで、非常にバランスのよい味わいになっています。

個人的には、焼肉屋さんにぜひオンリストしたいワイン。自宅で厚切りステーキを食べる時にも、贅沢にこのワインと味わいたいところです。


【ベスト2】

では続きまして第2位の発表です。ここからはnote限定公開のオリジナルツイートとなります。

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