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ボージョレ・ヌーボー2021年の楽しみ方

はじめに

今年もボージョレ・ヌーボーがいよいよ解禁。毎年必ず話題になるこのワインについては、いろいろな見方があると思います。

今回はこのボージョレ・ヌーボーについて、詳しく掘り下げながら、私なりの楽しみ方をお伝えしたいと思います。


その始まり

昔からワイン造りが盛んであったフランスのこの地方の秋の収穫祭で、ボージョレ地区のワインが捧げられたのがはじまりと言われる。

ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日は、毎年 11 月の第 3 木曜日ですが、当初は 11 月 11 日が解禁日だっとということ。この地区で最も収穫の早いワインが出来あがる時期であり、さらにこの日が「サン・マルタン」という聖人の日であっ たため、縁起も良いからという理由でした。

ところが後、11 月 11 日はサン・マルタンの日から変更され、『休戦記念日』となったのです。その日からいちばん近い縁起の良い聖人の日を探した結果、11月15日の「聖タルベールの日」があり、この日を解禁日にする案が有力となりました。

しかし、「解禁日を固定してしまうと、年によっては土日に重なり、運送業者が休みだったり、売れ行きにも影響がある」という意見が多数出たために、フランス政府が 1984年に解決策を考案。1985年に「11 月の第3木曜日」という、毎年変動する解禁日に設定され、今に至っているということです。


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