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キャンプ場で考える多様性のこと「仕事の話だけしていればいい」

「仕事の話だけしていればいい」

こう言われると、どんな印象を受けるだろうか。

「なにか冷たいな」

と思った方は、とても共感性の高い方かもしれない。

今日参加したアカデミーで、ひきこもりの方に「工場」を作り、働く場を提供して、ビジネスを展開している方々に出会った。
「人に合わせた働き方を作るには」と題されたディスカッションには、実に多くのヒントがあった。

世の中には様々なコミュニティがあるが、仕事のコミュニティは共通の話題が「仕事」であるため、過去のことやプライベートなことを必ずしも暴露しなくていい。

しかし組織にある風土や文化によって、(おそらく多くの日本企業では)画一的なあり方を求めらる。

ランチの時間は意外と大変で、
「みんなでランチ行こう」が辛い人もいる

「時間を守れない人を雇ってください」
「挨拶ができない人を雇ってください」

そう言うと断れることがほとんどだそうだ。
でも、したくてもできない人がこの世の中にはいるし、そうじゃない段階の人もたくさんいる。
でも働ける力はある。

そういう方々のためのビジネスだった。


別の公演では、

ある航空会社のマネージャー研修に集まったのは、
「全員男性、全員40代、全員日本人、これでグローバルな企業になれるの?」
と思ったというお話。

言行不一致

言ってることとやってることが違うということは、よくあること。


キャンプをしていても同じことで、頭でわかっているつもりでいる「多様性」が、

実は自分の身の回りには一切ないことが多い。

本当に多様な背景、個性、価値観を持った人々と、キャンプという共同生活を送った時、その真価が問われる。



「多様性を認め、受容する社会を実現する」

今日のセミナーで、同じ志を持つ方に会えて、嬉しい気持ちになった一日だった。





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