島ごとぽるの展レポ
はじめまして、自分の島ごとぽるの展のレポを書きたいと思います。関東の大学院で博士課程に通っているしがないラバッパーのKoichiです。
1. はじめに
2024年3月31日、PG wasn't built in a dayの最終日に島ごとぽるの展の開催が発表された。
因島に行ってみたいと初めて思ったのは、今から12年前、僕がまた14歳の頃。
ついに行くときが来たか。
まずは移動手段を確保しなければならない。東京とは違って、公共交通機関の数も少ないだろう。ましてや真夏に開催される。レンタカーを使うしかない。しかし、自動車免許を持っていない。島ごとぽるの展まであと約4ヶ月。
2. 自動車免許を取ろう
4月5日、自分の通う大学で教習所の申し込みを行なった。合宿には行っている暇がないので、通学にした。果たして間に合うか?
結論から話すと1ヶ月強で免許を取得した。2週間弱で仮免許を取得し、その後、ゴールデンウィークは毎日朝から教習所に通い、キャンセル待ちなどを駆使して5月6日に教習所を卒業した。その後、実際に免許試験を受けに行ったのは5月17日であり、無事に合格することができた。島ごとぽるの展まであと約3ヶ月。
3. 運転練習をしよう
免許を取得できたからといって、広島に行ってレンタカーを借りて因島で運転できるかと聞かれて、「はい」と答えると人はいないだろう。山道のカーブ、因島大橋を渡るためには高速道路(厳密には高速道路ではなく自動車専用道路)の合流、駐車場で駐車券を取る、駐車場に駐車する、などなど課題は山積みである。東京の教習所では高速教習はシミュレータなので実際の高速道路で練習をしていないのである。
幸いにも、僕が普段から通っている大学院の研究室には後輩や先輩がうじゃうじゃいる。彼らを誘ってドライブに繰り出そう。
「運転練習をしたいので、一緒に朝ごはん行きませんか?タイムズカーシェアでどこでも運転しますよ!」
ありがたいことに、週に1回ドライブして朝ごはんをする活動が生まれた。
空いている土日には朝ごはんだけでなく、一日中遠出をしようということで、千葉県の東にある銚子漁港、栃木県宇都宮まで餃子を食べに行く、といった高速道路の練習や長距離運転にも付き合ってもらった。銚子で食べた刺身は非常に美味しかった。
4. 福山から因島へ
8月1日午前8時半頃、東京駅を発ち、新幹線で福山駅へと向かう。ついにこのときが来た。事前にトヨタレンタカーのアプリで3日間レンタカーを借りる予約をしておいた。荷物の中にはポルノグッズと初心者マーク。3時間半新幹線で過ごす。
正午過ぎに福山駅に着き、早速トヨタレンタカーに向かう。借りたのはヤリス。これまで練習していたのもカーシェア含めて全部ヤリスなので慣れたものである。
まず、因島に滞在する上で、因島内では泊まれるところを見つけられなかったので、隣の生口島瀬戸田にあるゲストハウスへ。因島内のホテルはすでに全部埋まっていたのかな……?
というわけで約1時間かけて、福山から瀬戸田に向かい、先にチェックインを済ませた。そこからゲストハウス付近を少し散策し、因島へ向かう。
5. 因島1日目
先行販売でグッズを買うことができなかったので、グッズが欲しいなと思いぽるの思い出写真館(尾道市営中央駐車場内)に。グッズは売り切れでした。そこでスタッフさんに「グッズは朝の10時に売り切れてしまったので、また明日朝早くに来れば買えるかも」ということを確認。
とりあえずお腹が空いていたので、近くの『ピザカフェつばさ』さんにてコラボメニューをいただいた。店内はポルノファンで賑わっており、因島に来たんだということを実感。
謎解きなどは2日目以降のチケットを取っていたので、その後はイベントは関係なく折古の浜を見にいこうとするも、どうやって浜に辿り着くんだ……?近くまでは行ったものの、わからずに断念。その後夕食を求めて『ペーパームーン』さんにお邪魔することに。そこで相席となったブッケさんと知り合い、いろいろなお話をしていただいた。生の広島弁に触れて嬉しかったし、人としての温かみを感じた。
初日はこんな感じで終わり、瀬戸田に戻った。
まとめると以下のようなスケジュールであった
12:30 レンタカーを借りる
14:00 チェックイン
14:45 ぽるの思い出写真館
15:30 ピザカフェつばさ
16:30 折古の浜
17:30 ペーパームーン
6. 因島2日目
2日目は朝9時に一色商店にてコラボメニューのOhhh!!!SAKANAバーガーを購入。これを持って10時から始まるオフィシャルグッズ販売に向かう。この辺で運転スキルについても触れておくと、駐車場で駐車券を取るのに手が届かなくて苦労していた1日目と違い、2日目はすんなりと取ることができるほどに距離感を掴むことができていた。
グッズ販売では並ぶかと思っていたら、9時15分時点では意外と並んでおらず、僕らは2組目で並ぶことができた。このときに、1組目にいた方とお話しさせていただき、折古の浜への行き方を教えていただいた。
ここではTシャツ、手ぬぐい、アヒル1つ、ポみくじ1つの計6,000円分を購入。この時点で10時10分になっており、10時30分からの謎解きを控えている我々は急いで(法定速度を守って)因島アメニティ公園へ。
ちなみに駐車場はたくさんあり、空いていた。
この謎解きは本当に暑く、熱中症になりかねないので塩分タブレットと凍った飲み物をコンビニで調達してから行くことを勧めたい。塩分タブレットを美味しく感じるくらい、大量の汗を流した。あとは虫除けスプレーもあると便利かも。謎解きのストーリーには普通に感動した。2時間半かかり13時過ぎに謎解きを終える
14時閉店前ギリギリに『インノシマバススポット』にてうどんを堪能。ギリギリに行ってすみません……。
このあと『ミツイシヤ』さんに向かってグッズを購入(駐車場をよく調べていなかったので、店主さんに教えていただいたところに停めてしまいました)。店内には大量のポルノのCDやポスター、写真など!お宝だらけの店であった。
このあとは昭仁桜を見に行ったり、折古の浜にリベンジしたり。
実は14時-17時の間は多くの店が閉まっており、グルメフェスの店はやっていないところが多いため、この時間帯に聖地巡礼をすると良いかも。
青影トンネルは閉鎖中で行けないと思っていたのだが、Xを見る限りでは行くことはできるらしい……。情報不足だった。新青影トンネルは通ったんだけども。
夜は『ルリヲン』さんにてカレーをいただいた。花火の演出がすごかった。
この日はゲストハウス近くの銭湯、『yubune』さんに行くために18時過ぎに瀬戸田に戻った。謎解きでかなり体力を消耗していたし、この辺で体力を回復させる必要があった。
9:00 一色商店
10:00 グッズ
10:30 謎解き開始
13:00 謎解き終了
13:45 インノシマバススポット
14:30 昭仁桜やベンチなどいろんなところを見て回る
16:00 折古の浜
17:30 ルリヲン
7. 因島3日目
この日が最後。これが終わったら、福山で1泊して東京に戻る予定になっている。この日は土曜日だったので『しまなみ映画館』に行く予定あり。
まずは午前8時に『はっさく工房まつうら』さんにて恋するウサギちゃん大福を購入。
朝早すぎるため、そのあとやることが何もなく、因島フラワーパークに行ってみたり。
10時から映画館の整理券配布だったので行ってみた(これが意味ないことだと知るのは1時間後)。10時30分からの移動喫茶ぽるので「別れ話をしおラーメン」を食べてから映画に向かえば良いだろうと思っていた。映画館のあるHAKKOパークと移動喫茶ぽるののある因島アメニティ公園は車で10分の距離だ。整理券の入場では11時15分に戻ればよかった。
ところがどっこい、10時30分から1時間弱並んでやっとラーメンを食べることができた……。急いでラーメンを食べて、HAKKOパークに戻った頃には11時45分。整理券など意味がなく空いている席に座る……。ちなみにラーメンはめちゃくちゃ美味しかった。
しまなみロマンスポルノ’18は初めて見たので、すごくよかった。円盤化はされてないんよね。売ってください。
映像を見終わると14時30分を過ぎており、例によってこの時間帯は特段行く場所がないので、グルメフェスの投票をするために、ぽるの思い出写真館に向かう。ついでに因島観光協会ではっさくんとのコラボグッズも買った。
疲れたので駐車場で仮眠をとってから、この日は土生商店街で夜店をやっていたので、ちょっとだけ見て回って福山に戻ったとさ。
8:00 はっさく工房まつうら
9:00 因島フラワーパーク
10:00 整理券配布
10:30 移動喫茶ぽるの(因島アメニティ公園)
11:45 しまなみ映画館
14:30 上映終了
15:00 ぽるの思い出写真館、因島観光協会
17:00 仮眠を終え、土生商店街をぶらぶら
17:45 夜店はまだ始まっていないけど、イカ焼きなどを食べる
18:30 『あじさい』でポルノ定食を食べる。
20:00 福山到着
福山では東横INNに泊まった。
8. 結論
この4ヶ月に渡る免許取得から実際に因島で運転するまでの流れとしては、これ以上ないほどに成功したと思う。道中狭い道に入ったりしたが、教習所でS字カーブなどを学んだ成果が活きたのではないか。何の意味があるのかと思うようなこともしっかり学ぶべきである。
特に、カーシェアやトヨタレンタカー含めて全てをヤリスに乗っていたので、車幅間隔などに慣れていたのが大きい。車の練習をする際には同じ車種を選ぶことを勧めたい。多分最も安いコースでおまかせにすると勝手にトヨタレンタカーならヤリスになるはず。
長々と読んでいただきありがとうございました。
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