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【essay 33】空からの贈り物

ハッタリストです。今日は雲の話をします。

僕は雲が好きです。なぜなら、雲を見ていると、思考が自由に飛び跳ねるからです。僕が眺めているのはただの水蒸気の塊かもしれませんが、僕にとって無限のキャンバスです。何も考えずに雲を眺めているときは、「生きてんなー」と感じられる瞬間の一つです。

雲というのは奇妙なものでもあります。あれほど大きくても重さを感じさせず、形が変わりやすく、空から突然降ってくることもあります(そう、雨としてです)。ところで不思議なことに、傘を持っているときは雨が降らないのです。これは宇宙の法則に違いありません。

雲が形を変える様子を見ていると、物事は決して一定ではないということを思い出します。雲が変わるように、人生もまた変わります。それはいいことか悪いことかは、その時々によりますが、結局のところ、変化は避けられないことだと思います。

中学生の時、理科の先生が「雲は水蒸気が冷えて水滴になったものだ」と言っていました。僕はその時、「雲って冷たいの?」と思いました。そして、その日の放課後、友達に「雲に触ってみたい」と言いました。友達は僕の発言を聞き流し、「野球しよう」と言いました。それでも僕は、雲に触れることを夢見続けました。それは、空を飛べないかぎり無理な話かもしれませんが、だからと言って夢を諦める必要はないと思います。

空を見上げると、雲はいつもそこにあります。それは僕にとって、常に夢を追い求めることの大切さを教えてくれるシンボルです。

あなたが雲を見ているとき、その雲が何を伝えようとしているのか、考えてみてください。もしメッセージが心に浮かんできたなら、それはあなたにとって重要なものかもしれませんよ。

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