お肌のゴールデンタイムは本当に22:00~2:00?

睡眠のゴールデンタイムが22:00~2:00と言われていて、この時間に寝ると肌にも良いとも言われています。
もちろん早く寝ることはいいのですが、ただこの時間に寝ればいいというわけではないことが最近の研究結果から見えてきています。

よく眠る人ほど肌の調子が良いのは、寝入って最初の深い眠りの際に大量に分泌される成長ホルモンと、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンのおかげと考えられます。
成長ホルモンは成長期に骨や筋肉などの成長を促すホルモンです。また、皮下組織の水分を保つ働きや皮膚のターンオーバーの促進、皮膚細胞の分裂、再生を促進する働きがあり、美容と健康に欠かせないものです。
眠り始めの60分~90分の間に大量に分泌されるので、この時間に質の高い睡眠を取ることが大事です。

メラトニンは質の良い睡眠をもたらし成長ホルモンの分泌を促す、活性酸素を除去する、肌の老化を遅らせる、ことができると言われております。
朝に光を浴びると体内時計がリセットされてメラトニンの分泌が止まり、目覚めてから14〜16時間ぐらい経過すると体内時計からの指令が出て再び分泌されます。

成長ホルモンが分泌される眠り始めの60分~90分、メラトニンの分泌に必要な目覚めてから14〜16時間を意識した睡眠をとることが大事と言えます。
そのためには、就寝する1時間前までに入浴をすませ、2時間前までに軽い運動をし、3時間前までに夕食を済ませることが大事です。
就寝前にスマホやテレビを見ないことも大事で、入浴後はスマホをいじらず好きな本を読んだり好きな音楽を聞いてリラックスするとよいです。
私は23:00以降はスマホは機内モードにし、23:30-24:00の間には就寝し、7時に起きることを平日と土日問わず習慣化しています。

一度にすべては難しいと思いますので、できることから始めていくとお肌の調子がよくなることに加え、疲れが溜まりにくくなったり、毎日の生活の集中力があがったりよいことが多いです。



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