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20201201の記事より

▼「地元に横から割って入って『非日常』を作るのではなくて、地元の方が引き続き安心して暮らせる形で、『日常』を面白くするぞ!」
という号令です
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思い出します。
6年前の2014年8月6日。
andk(僕らのお店です)が生まれた日。

andkのある場所は、いわゆる閑静な住宅街。
周りにはお店などひとつもありません。
もしこれから独立して、
何かお店をやりたい!と思う人が
100人いたら、
誰ひとりとしてここは
選ばないでしょう。
そんな場所です。

別の土地から移住して
この土地に家を建て、
1階でお店をやるなんて
周りの方からすれば
稀有中の稀有な存在、
好奇な目で見られるのは
当たり前でした。

「ねぇ、なんでこんなとこで
 お店をやってるの?」

ただ僕らにはココしかないという
確信があったのです。
根拠はないです。
ただ「ココだ」という直感のようなもの。

もちろん、
ここに決めるための細かな条件は
沢山ありました。
・ロケーション
・立地
・住民の生活動線
・中学校の通学路
・北側道路
・道路の幅
・一時停止の標識の場所
・主要道路からの距離
・日当たり
・引地川からの距離
・海岸までの距離
・駅からの距離
・もちろん住環境
などなど
もっともっとありますが・・(笑)

それらももちろん重要ですが、
なにより大切なのが
近隣のご近所さま』です。

それまで住んでいた静かな場所に
突然見知らぬ奴が越してきて、
急にお店を開こうだなんて、
その心情たるや
想像に堪えません・・

なので、
事前の挨拶回りは
とにかく丁寧に何度もお声かけをしたり、
まずは顔を覚えてもらおうと
工事中も足繁く通っていました。
工務店の方にも
周りの方の印象が悪くならないように
社長に直談判したりもしました。

その時に思っていたのが、

時間はかかるかも知れないけど、
今住んでいる皆さんの日常が
より良くなる存在に
いつかは思ってもらえるような
お店作りをしていこう‼️

ということでした。

この場所に土地を買って、家を建て、
そこでお店をやるわけですから、
20年30年と続くお店に
しなければならないと。
その覚悟は決めてんですね。

そしていつの日か、
このお店の前の通りが
「andk通り」なんて
名付けてくれたりしたら
もう涙が止まらないんだろうな〜

今回の記事を読んで
まさにその時の想いが蘇りました。

#えんとつ町のプペル
#西野亮廣エンタメ研究所
#andk




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