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半分別居婚はじめてみました。
お久しぶりです。誤字脱字夫婦脱字の方です。
2年前週末婚を始める時にこのマガジンをスタートしました。
当時は、東京の会社に転職した私が、夫を茨城に残していく形で週末婚の形を取りました。
半年間の週末婚の後に、ひとつの家で暮らし始めた私たち。
2年半の同居期間を経て、今度は半分別居婚をやってみることにしました。
具体的には、夫は家から職場が比較的近いので自宅に。私が月の半分ほど職場のある都内のホテルで生活しています。
週末婚の時は、平日は都内・週末は茨城とわかりやすかったこともあり私はシェアハウスに住んでいました。今回は平日週末問わず都内にいた方が都合がいい日があったり、特に何もなければ平日であっても自宅にいられる期間もあるので融通の効くホテル暮らしがちょうどいいのです。
これができるのも、コロナ世界になって出社を伴う出勤の機会が少なくなったからですね。
ホテルってのは案外仕事が捗るものです。モニターがあればもっといいのに。
それにしても文字に起こしてみると、別居という響きはどうしてもマイナスというか後退しているような印象になる気がします。
「別居するなら別れればいいのに。」
そう言いたくなる気持ちはわかる。私としても共感してもらえるとは思っていません。そんな簡単に離れられればどれほど物事はシンプルで、そして人生はなんともツマらないものになってしまいそう。
もちろん、別居しているのは理由があります。
本当は一緒にいられたらいいけれど、お互い譲れないものばかりだから一番いらないものから削ぎ落としているのです。
一番いらないもの。それは世間の常識。
夫婦は一緒にいなければいけない。そんな常識は私たちには必要ない。
十代の頃は30歳でお見合い結婚するんだと豪語していた私ですが、
蓋を開けてみれば23歳で恋愛結婚しているのですからわからないものです。
私の場合、結婚相手を探したのではなく、好きな人と一緒にいる手段として結婚しました。
お互いに家庭という共同体を築くパートナーとしてはだいぶ失格な行動だらけではありますが、ひとまず互いに納得している状態なので現状としては良いでしょう。
もっとも。まだこの生活が始まって1ヶ月。
2週間後、何を感じているか全く想像がつきませんがそれもまた楽しみにしておこうと思います。
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