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私はかっこいい大人になりたいんだ…!!

もうすぐで20歳になる私ですが、最近どんな大人になりたいのか、どんな人間になりたいのか、そういうことをよく考えます。

私の人生の教科書であり、今まで何度も繰り返し読んだとある小説にて、主人公の親友が言った、
「俺は歳食っただけの人を大人とは認めない」
という言葉がずーーっと刺さってて、自分は歳食っただけの人じゃなくて、ちゃんとした"大人"になるんだ!という心持ちで今まで生きてきました。

しかし、そう思う度に壁にぶち当たってきました。ちゃんとした大人ってなんだ…?ってね。

私の親はいわゆる反面教師というやつで、こういう大人には絶対になりたくない、の詰め合わせみたいな人です。小さい頃からこういう大人にはならないぞ、って思いながら生きてきました。だからなりたくない大人像は私のすぐそばにあった訳です。
ですが、理想の大人像は身近にはいませんでした。なりたくない大人像が近くにいることはありがたいことだけど、目指す理想の大人像がいないのです。これは言わば、ゴールの見えない穴ぼこだらけの道を進んでる、みたいなもんです。行っちゃいけないところは分かるけど、どこを目指せばいいのか分からない。目標が無いと上手く進んでいけません。

こうやってつい最近までふらふらと生きてきましたが、とある人達と出会ったことで私は変わりました。

そう、私、20歳目前にしてようやっと理想の大人像に出会えたのです。

ふらふらとゴールの見えない道を歩いてきた私にとって、ゴールが見えたってことはものっすごいことなんです。ほんと。すっごいことですよ。道は長いし、ゴールできるかも分かんないけど、目標ができたってのはものっそい大きいことです。

その人達はいろんなものを兼ね備えてて、とにかく「ただ歳食っただけの人」じゃないんですよ。ちゃんと「大人」だった。これが大人か〜って。こんな大人になりたい!って。こんなに強く思ったのは今まで生きてきて初めての経験でした。

その人達はとにかく最高なんです。最高な部分をつらつらと挙げていくとなんか安っぽくなっちゃうからやめといたけど、大まかに言うと、ふざける時は全力でふざけ、やるときは全力でやることができる人達。これってありがちな言葉なんだけど、それってやっぱりすごいことで。そのギャップもかっこいいのよ。

それでね、その「大人」達の言葉って、すごく響くし、心にすっと入ってくるんです。なんか、その人の人生が言葉ににじみ出るというか、言葉の重みが違うというか。言葉に込められたたくさんの思いが伝わってくるというか。
その人の今までの経験がちゃんとその人の血と肉になってるからこそ、言葉に重みがでてくるし、人の心を動かすことができるんじゃないかと思ったんです。

言葉で人を感動させることができる人ってかっこいいな。人を感動させることができる、人の心を動かすことができるってかっこいいな。

私も人を感動させることができる人になりたい。人の心を動かすことができる人になりたい。

たくさんの経験を自分の血と肉にして、それをもとに動いていける人になりたい。

そんな かっこいい大人 になりたい!

かっこいい大人の定義っていうのは人それぞれだと思うけど、自分の思うかっこいい大人ってのは今のところこんなかんじです。今後変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。それはそれでいいよねって。

私は自分の言葉ってのを持っていない人間なので、これからの自分の経験を血と肉にして、ちゃんと自分の中から出た、自分の言葉ってのを作っていきたいな。
なんかこれ伝えるの難しいけど、なんとなく感じ取ってください。

(今思ったけど、これって私
自分が欲しい、自分を持ちたい
ってことなのかな?
自分が自分である意味を持ちたいのかも。)

20歳になるということは、成人して、いろんな責任も増え、大人の一員になるということ。
世の中、芯から大人の人もいれば、ただ歳をとっただけの人もいる。

どういう大人になりたいのか、どういう大人になっていくのか。未来のことは何も分からないけど、自分の未来を変えることはできる。本当にそうだと思うのよ。
理想の自分になれなくて折れそうになることもあるかもしれないけども、理想に縛られすぎて心を壊すのが一番良くない、まさに本末転倒ってやつよ。
理想の自分に近づく過程で得られるものはたくさんあると思うし、それをどう自分に取り入れて育てていくかってことな気がする。ん?

自分でもなんだかわかんなくなってきちゃった。まあまだこれからってことよ。


てことでね、長くなりましたけども、

私は、

かっこいい大人になりたいんだ…!!

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