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人生一、死を意識した瞬間。

少し毒々しいタイトルになりましたが、急に思い出したので 書いてみます。

私は、何年間に一度のペースで 珍事件に巻きこまれます。( 今年は自宅のトイレから出られなくなってしまった件です💧)


その中でもワーストなのがあります。

4年前に泊まった、某カプセルホテルでのボヤ騒動です。今のコロナ禍になる前は、ひとり旅が好きで北から南まで よくふらっと旅を気ままにしてました。とくに、宿泊場所はなぜかユースホステルなどが好きで、よく泊まっていました。( 知らない人と会話できたりが魅力的でたまらなかったのです)

カプセルホテルに一泊の予定でした。

観光を終え いろいろ動き回ったので、館内の部屋着に着替え 夜10時半に就寝しました。

少しして館内放送がこう流れました。

「 火事です、速やかに避難してください」と。

女性の声で 生の声ではなくて、火災報知器に接触したときに流れるあの吹き込んであるアナウンスの声でした。

時計を見ると、夜の11時半でした。

とりあえず起き上がり 何も持たずにフロントまで行ってみました。フロントの人は、おろおろしていてその場でまだ誘導等は ない状態でした。

一瞬で、これは危険だ!と判断できたことがありました。煙の匂いが鼻に確実にとらえたのです。

いる場所は、6Fでした。

真っ先に、エレベーターに飛び乗りました。サラリーマンの方がフロントに降りようとしていたので、私はそれを無視して一緒に下に降りようと判断しました。

「 危ないので 下行きますよ❗」半分、声高に言いました。年輩のその方は目をギョロっとさせながらこちらを見ました。一瞬、私の人生はこのおじさんとともに終わるのかも…と 脳裏をよぎりました😢

ありがたいことに、エレベーターはちゃんと1階まで降りてくれました。降りてから、向かいにローソンがあったので店員さんに事の成り行きを話し、とにかく緊急なので連絡してほしいと頼みました。店員さんは、とりあえず様子を見ましょう、寒いのでここでしばらく温まってくださいと 言ってくださいました。( ちなみにですが、3月の下旬でした)

フロントの人が消防車を呼んだのか、少ししてから続々と到着しました。

結局のところ、ボイラーの不具合だったようで出火は免れたようです。深夜2時ごろ宿泊者が集合した場所に( ざっと150名ほど) オーナーが謝りにきて、安全確認ができたところで元のホテルにもどり返金の対応をしてもらった運びで、終わりとなりました。

その返金されたお金で、帰りの電車のグレードを上げて帰りました。


教訓となったのは、自分を信じて良かったと思ったことでした。あの時 うろ覚えですがとっさに動いていた人たちは、ごくわずかだったように思います。周りを気にして、ここはみんながそうするからまだこのままでいいやと思っていたら、かりに本当の火事だった場合には noteはやっていなかったかもしれません😅

みなさんとこうして つながっていられることに、最大の感謝です✨

初めての長編となりましたが、最後まで読んでいただきましてありがとうごさいました。

どんなときでも、自分の判断を優先にしてください。それが、今日 いちばんに伝えたいことでした。ありがとうございました。






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