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【ネタバレ注意】ペルソナ3リロード(P3R)を10時間プレイした感想

P3R 購入


当初、というか発売日前日くらいまで全然買うつもりはなかったのだが、突然やりたくなって衝動買いしてしまった。せっかく買ったので感想でも書いていこうと思う。ちなみに自分のペルソナ歴は P4G、P5R プレイ済といったところである。一部それらとの比較もしながら感想を述べたいので未プレイの人はネタバレ注意ということは言っておこう。

タイトル画面から既にスタイリッシュである

10時間プレイした感想


タイトル通り、ここからはとりあえず10時間プレイした感想を述べていこうと思う。

始まってすぐ感じたのはテンポの良さであった。これまでやってきたペルソナシリーズ(4と5)では仲間一人ごとにペルソナの覚醒シーンを描いていたので、はじめからペルソナ使いの「先輩」がいるというのは新鮮で、導入をスムーズにするための工夫が見られた。

システム面について

今作では初めにタルタロスを攻略するように言われる。なんとなく攻略はしたが、今作特に期限なくない!?満月の日には大ボスみたいなのがあらわれて戦闘、という流れであるが、何かミッション的なものとその期限があって……みたいなものは今のところ見られない。満月までにタルタロスでレベルを上げてボスに挑む、という流れなのだろうか。となると極論、タルタロスはいかなくてもいいのかという疑問もわいた。

戦闘では基本的な部分は今までのペルソナシリーズと同じで、主に相手の弱点を狙って戦闘を有利に進めていく感じである。ただし、タルタロスはできるだけ上りたいので SP の消費には注意である。今作もやはり SP 不足問題が立ちはだかるのであった(ペルソナといえばこれ)。したがって、日ごろの自販機荒らしは必須である。

魔法属性は少ないが、物理属性はなんと3種類

随所にみられる、あえての(?)システム削減

P3R は P5R の後に発売されている、ということでさぞシステム面も便利・快適になっているかというとどうやらそうでもないようだ。まずコープアビリティが(今のところ)ない。ペルソナ5では非常にお世話になり、コープ上げのモチベーションアップにもつながったコープアビリティであるが、今作ではそれ(言うならばコミュアビリティか)がない。

また、ペルソナの特性も今のところない。さらに言うと探索時のカバーもない。ついでに言うとチャンスエンカウントのアシストもない。シャドウを叩くときは自分のセンスが試されるのである。P5R プレイ経験者なら特に、その他いろいろと「足りない感」を感じるはずである。

これはどういうことなのか ――。自分は「いろいろ足りない」ではなく「シンプル」ととらえて考えてみた。少しシンプルにすることであえて不便な印象を与えているのではないか、そう感じたのである。ペルソナといえばアトラス。アトラスといえば高難度 ――。あえて不便にすることでそれはそれで探索や戦闘の緊張感が増す。アトラスはそれを狙っているのではないか。いわば「引き算の進化」とも言えよう。

…… とまぁ(非常に)都合のいいように考えたが、逆にその方が旧ペルソナ3ファンもやりやすいんじゃね?とは思ったりもする。しかもうまいのが、じゃあ不便ばかりかというとそうでもなく、戦闘ではかつてはなかった「シフト」というシステム(ペルソナ5でいうバトンタッチ)が加わっていたりと、便利になった面も当然存在する。

全体として、シンプルにできるところはシンプルに、過去作のいい所は最小限に導入する。そうすることで旧作経験者にも新規の人にも楽しめる作品になっているのではないか、そう思った次第である。

まだ10時間しかプレイしていないが、コンゴトモ非常に楽しませてくれそうだ。

余談


自分はかつて P4G や P5R のプレイにおいて、装備のコンプリート等を行っていたのだが今作はどうだろうか。ペルソナによってはなにやら怪しげなアイテム欄が見えるがこれは……。そう、苦行の予感である。苦行とかいうな

また、アイテムといえば錠のかかった宝箱だが、今作では「薄明の欠片」を使うことで開けることができるようだ。そう簡単には集まりそうにないのでこれまた苦労しそうな点ではある。これは完全な脱線だが、PS Vita 版 P4G におけるマガツサンドライトも集めるのが非常に面倒だが実はいい感じの集め方が存在する。詳しくは自分がはてなブログ時代に書いた以下の記事を読むとよい(熱い宣伝)。なおリマスター版では通用しない模様


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