【1級法規/徹底基礎講座】#06 防火区画【まとめ】

このYouTube動画は、防火区画に関する基礎的な情報を提供しています。防火区画とは、建物内において、火災が発生した場合に、火の勢いを抑えるために設けられた区画のことです。

防火区画は、建築基準法に基づく建築物の構造、材料、設備等に関する基準を定めた建築基準法施行令の112条によって規定されています。この条文によれば、防火区画には「防火区画」「遮断部」の2種類があります。

防火区画は、建物内の火災が広がるのを防ぐために、壁や床、天井等で仕切られた区画です。一定の大きさ以上の建物には、必ず防火区画を設けなければなりません。

一方、遮断部は、火災が発生した際に、火災現場とその他の区画を隔てることができる部分のことです。防火扉や耐火構造の窓などが該当します。遮断部は、防火区画内に設置される場合もあれば、建物の外側に設置される場合もあります。

建築物には、建築基準法に基づいて設置する必要がある防火区画や遮断部のほかにも、消火設備や非常口など、火災発生時の対応を考慮した設備が必要です。建築物を設計・建築する際には、これらの法律や条例を遵守し、火災に対する備えを十分に行うことが重要です。

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