【20】答えで話す。
長女にハグしたら「前髪が崩れるからやめて」と激昂され膝から崩れた小井です。
おはようございます。
・商談の「事前準備」について
商談ではよく「事前準備が大事」と言われます。
この「事前準備が大事」という言葉は厄介なもので、人によって解釈が変わります。
営業部長が思う「事前準備が大事」と、部下が思う「事前準備が大事」。
意味合いが異なる場合があります。
今朝は、「事前準備ができている方」と「できていない方」の明確な違いをお伝えします。
・答えをもってきているか
「事前準備ができている状態」とは、【商談に答えをもってきている】状態です。
抽象的なので、良くない例をご紹介すると、
「○○に課題はありますか?」
「ホームページを拝見して○○という課題があるかと思ったのですが、いかがでしょう?」
事前準備して用意したこれらの質問を、口頭で相手に伝えます。
ここでスルーされているポイントが「答えで話す」というもの。
自分なり調べた結果、ここが課題ではないですか?という「答え」を、資料に落とし込むことです。
先ほどの営業マンはこれができていません。
もう一度記載しますと、
自分なり調べた結果、ここが課題ではないですか?という「答え」を、資料に落とし込むこと
この部分がすっぽ抜けている方が多いです。
この部分をおさえている営業マンの商談では、スライドの中に
「貴社の課題感(想定)」
というスライドが1枚挿し込まれています。
この1枚の威力はとても大きく、そのスライドを見ながら相手と議論する時間を生み出します。
(スルーされない)
極端な話、手書きでもこの1枚があるのとないのとでは全然違います。
・スルーされないために
実はこの資料(=答え)に落とし込むことは、非常に難易度が高く、
「課題を概念的に捉えて、図に落とし込む」ことが要求されます。
とっても頭を使うのですね。だから皆さん無意識に避けます。
でも、ここにパワーを使わないと芯を食った商談ができないのも事実。
答えで話す(=仮説を資料に落とし込む)こと、ぜひ意識してみてください。
現場からは以上です(^_^)
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小井の5分朝礼(動画)はこちらから。
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