YouTuberの影響力と情弱ビジネスの問題

こんばんは。こーたんです。
今回はかなり理性的に真面目な記事を書いてみます。

先日、それなりに認知度のあるモトブロガーが「投資」(ここでは投資としておく)についてツイートしていました。
その中身と、「個の時代」と呼ばれる現代の注意点を綴っていきます。
(あくまで個人の意見です。もしかしたら革新的な投資案件なのかもしれませんが)

結論は僕は詐欺だと判断しました。以下解説です。

まず、その投資の中身から記載します。
僕はちゃんと話をDMから聞きました。
名前は #しゅう投資 のタグから容易に調べる事ができます。興味のある方は是非話だけでも聞きに行ってみてください。簡潔に知りたければ下記の要点まとめをご覧ください。

#しゅう投資
・15万円から始められる高利率投資
・月利15~18%(単利の場合 年利180%)
・完全放置で勝手に増える
・基本的に増資を勧められる
・利益の発生方法は仮想通貨を利用したAIによる完全自動アービトラージ
 アービトラージについてはこの動画を2倍速で見れば分かります    https://youtu.be/8Urq5FkiuB8
・絶対負けない。みんな利益を出せる。やらない人は情弱

これが中身になります。

僕はこの話を聞いて「怪しいなぁ。けどあのモトブロガーもやってるし。もうちょい真偽を調べますか。」と信用6割、不信4割でした。
そして僕が黒だと判断した理由は下記です。

・AIの判定方法の中身が不明
・「投資を教えます」と言ってるのに教えられた内容が「AIで中身が分からないけど収益が出るという事実」だけ。
・無料で教えるメリットが「みんなを金持ちにさせたい」とか言うビジネスとしてあるまじき精神
・ネットで調べても個人でアービトラージをしている人は居ても、企業や銀行で商品化されていない
・デメリットやリスクの説明が一切ない
・アービトラージなのに出資者を大量に募集していた。
・最初に「出資額」を聞いてきた
・YouTubeで投資の動画を出しているのに顔をモザイクで隠していた
・出資金で赤字掘ってるのに、「今日は○○円稼いだ!」とか言うツイートが多すぎる。(最初の赤字を計算に入れない程度には頭を使えてない)

上記の点で黒だと判断しました。

この話を聞いてる時は「黒だと思うけど黒の確信が取れない」と思い、断った後もいろいろ調べてみました。(動画撮れなくて暇なので)

端的にこのビジネスは「ポンジスキーム」だろうなと判断しています。
ポンジスキームも下記動画を2倍速でどうぞ。
https://youtu.be/qObQwBLGpn4

僕はこの投資案件の元請けは飛ぶ(行方が分からなくなる)と考えています。

別に誰が黒に近いグレーな投資案件をやっていても構わないのです。が、今回の問題点は「認知度の高いモトブロガーが応援者を金に変えようとしていると言う事」です。

私も最近YouTubeに動画を上げ始めていますが、YouTube上の私「はしこー・全国行脚モトブログ」の中の人と、現実世界の私自身は別個体です。
ドラマの俳優のようなイメージです。あくまで演者。影響力があるのは私自身ではなく、youtube上の私な訳です。

そしてその認知度は「今までモトブロガーとして真摯にファンを楽しませてきたエンターティナー」やその後、エンターティナーになるであろう人間を殺す事にもなる。と言う事実を理解しなければいけないと考えます。

利率的におそらく半年〜1年後に飛ぶでしょう。その時ファンを金に変えたモトブロガーはどうなるのか。その黒い波紋は多分モトブロガーの風当たりをも更に強くすると思います。

個の力と言われる現代で、影響力を売って金を稼ぐ人間はこれからも出てくると考えます。そんな時に「あの人がやっているから安心」で終わらせるのではなく、真面目にその物事の裏を取って、事実確認をして、調べ尽くすスキルが必要になるでしょう。今はありがたい事にYouTubeにもWeb上にも沢山の情報が転がっています。いつでもあなたの「応援したい」「好き」と言うとてもポジティブな感情を利用して、あなたを傷つけようと、搾り取ろうとしているかもしれない事を忘れないでください。

最後まで読んでいただいたみなさま。どうか皆さんが楽しく、安心してこれからも生活できる事を願っています。そこに私のnote、もしくは旅のYouTube動画が少しでもいたなら私はとても幸せです。

どうかお気をつけて。私のTwitterURLも記載しますので、何か不安な事があったらご連絡お待ちしています。人に頼られるのは大好物ですから。

最後に、積立NISAやろう!!!iDeCoやろう!!!個人投資がやりたいなら応援したい会社の株を買おう!!!!そしてお仕事頑張ろう!!!

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?