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視覚障がい者の目になるアプリ「Be My Eyes」が素晴らしい

去年、性教育YouTuberしょごさんの
ツイートでこんなアプリを知りました。

Be My Eyes

ビデオ通話で視覚障がい者の”目”になり
サポートをするスマホアプリ

ほうほう…
自分の顔は見られないと…
だったら暇な時間に人助けができて
「めっちゃいいじゃん
    登録しよ」

そして実際使ってみた感想…
「イイ!」
ということで今回は
Be My Eyesのアプリの紹介と
使用後の感想を記述していきます


① Be My Eyesの使い方は超簡単

■ アプリをダウンロード

iPhoneの方はこちらから

Androidの方はこちらから

「ボランティアとして参加したいです」
をタップした後
言語設定、ログイン方法の選択をし
アプリにマイクの許可をすればもう登録完了

■ 応答練習

「登録はできたけど、
   通話はどうやってくるの?
   はじめての応答が不安…」
という方もご安心を

「通話に応答するための方法を練習します」
をタップするとこのような画面になります

画面の指示にしたがって操作すると
このように着信がきます


「応答」をタップすると
アプリ説明の動画が流れます
(と言っても英語なので
    分からなければバックしちゃって大丈夫です)

② 実際に使ってみて

累計10回ほどお助け。

パソコンの画面案内
エアコンのリモコン操作の補助
今手にとっている
冷凍食品の食材名…などなど

ほんと日常のちょっとしたことを
暇な時間にサポートでき、
利用者から「ありがとう」の言葉をもらい
幸せをちょっと感じられる
めっちゃいいじゃんこれ〜!

③ 視覚障がい者の視点になって初めて気付いたこと

3分程度で終わる日常のちょっとした
お手伝いがほとんどの中、
1件だけ駅までの道のりをサポートしてほしい
というご依頼を受けたことがあります。

「自分は完全に見えないわけではなく、
   うっすら見える」
「道は分かるが
    障害物や人が前にいれば教えてほしい」
「20分程度時間がかかるが大丈夫か」

という利用者のご依頼があり、
その時自分は休日でベットで
ゴロゴロしていただけなので
「全然大丈夫です!」と
返答をしサポートをしました。

ショッピングモールから駅までの道のりを
20分ほど雑談を交えながらサポートしたんですが
このサポートをきっかけに
普段は気づかないであろう事を
知れた経験ができたので
そちらをシェア。

ショッピングモール内の案内の時
店舗のセール表示のパネルや
カラーコーンなどが
点字ブロックの近くに置かれていて
案内の時ぶつからないようヒヤヒヤ…
もちろん事前に声掛けはしました。

「邪魔なもの多いっすね〜」
とボクが言うと
「一度店舗の方にパネルは近くに置かないでほしいと
   お願いしたことあるんですが、
   数日経つとまた置かれてるんですよねぇ…」と

むむむ…
これは完全に盲点だった
当たり前だが、視覚障がい者の方は
平均台の上を歩くように
はみ出さず点字ブロックの上を
歩けるわけじゃないんですよね

「上に置かなければ大丈夫」
ではダメなんですよ。

点字ブロックの近くには物を置かない

この声よ届け

そして点字ブロック繋がりで
もう一つ覚えたこと

点字ブロックを使える視覚障害者は
たったの一割程度

視覚障害者の中でも
先天性で生まれつきの方、
病気などで大人になってからの方と
2パターンに分かれていて
長年の経験で感覚が研ぎ澄まされている
先天性の方でないと
点字ブロックの使用は難しいとのこと

これはホントにビックリした
視覚障がい者=全員点字ブロック使用可能
だと思っていたから。

これで一つ「点字ブロックがあるから大丈夫でしょ?」
という偏見を消すことができた

以上2点、健常者視点では中々気付けない
ところをシェアさせていただきました
こういった経験にもなるんですよね。

④ 最後に

Be My Eyesのアプリ紹介と
使った感想を記述しました。

これもう使わない理由ないと思うんですよね。

他人に貢献できていると感じられたとき
人は自分に価値を実感し
最も質の高い幸福を感じることができる

「嫌われる勇気」より

暇な時間に他社貢献をして
幸せを感じる事ができるアプリ
最高じゃないっすか?


以下ちょっとした疑問にお答え

Q
「仕事中にかかってきたら出られないよ」
「着信きたけど出られなかった…罪悪感が…」

A
仕事中は応答拒否で大丈夫
着信履歴は残らないので通知の
紛らわしさは皆無。
自分の空いている時間だけ応答すればOK

”会社にかかってくる電話”のように
あなたが応答しなければ
他の誰かが出てくれます
出なかった、また応答拒否したからと言って
罪悪感を感じる必要はありません


以上です






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