もにゅおの穴馬予報 3/5 川崎2100m エンプレス杯

穴馬を探していく上で難解だと感じたレースは見するのがセオリーだが、そうは問屋が卸さないのでなんとか絞り出していく。

川崎2100mはコーナーを6回も回るコースなので、基本的には内ラチ沿いを前で運んだ馬が有利なコースだが、今回は逃げ自慢の馬たちが揃ってしまっている。

逃げ先行争いに巻き込まれず、自分のペースでレースを運べそうな3番プリンシアコメータが馬券の中心だ。

実績上位かつケチのつけられるところが少ない。手の合う岩田騎手との二人三脚で馬券内は間違いないと短絡的に軸指名しておく。

問題は相手で、考えれば考えるほどにっちもさっちも行かなくなってきたので、上位人気から消去法で消していくこととした。

まずは7番アンデスクイーン。この馬は全7勝をすべて右回りのコースで挙げている。左回りは苦手に違いないので勇気を出して消す。

続いて5番パッシングスルー。モズアスコットの衝撃があっただけに初ダートも無視はできないが、そもそも血統的にダートで妙味があるとは思えない。父ルーラーシップ母父クロフネだが、なんだかんだ結局のところ代表産駒は芝馬であり、パッシングスルー自身も馬場の渋った愛知杯や秋華賞は大敗しているので、ここは思い切って消す。

次は2番クレイジーアクセル11番サルサディオーネ。TCK女王杯で先行勢総崩れのハイペースを演出するという前科のある2頭。川崎2100mなので大井1800mよりは確実にペースは緩むはずだが、10番ラインカリーナの存在もあり今回も前傾ラップ予想。浦和の超特急9番シークレットアリアも黙っちゃいないはずなので、4頭まとめて消す。

問題は12番トーセンガーネットだ。先述の4頭が作り出す前傾ラップの恩恵に授かり大外を強襲、見事に復活の差し切りのビジョンも浮かんでくる。しかし先行勢総崩れのTCK女王杯では思ったより伸びてこなかった。いつかは復活してくれるはず。良化の気配がするまで我慢の時だと判断しここでは消す。

ここまで予想オッズは単勝20倍台の馬たちであり、これ以降は大穴とされる馬たちだが、若干風向きが変わってくる。

1番サンルイビルはTCK女王杯でトーセンガーネットと同じく後方から伸びを欠いたが、同じようなレースをしているのにオッズは大きく開きがあるので、妙味だけはある。さらにこの馬は地方に移籍してから28戦しているが、川崎でのレースは今回が初だ。もっと言えば右回りのコースも地方移籍後初である。コース経験の無さは通常割引だが、穴馬から無理矢理買い要素を見つける作業においては天啓だ。要はこの馬は川崎コースでまだ底を見せていないので買い

6番ナムラメルシー。この馬は川崎でのレースは10戦7勝、馬券外は1戦のみである。川崎10戦のレースレベルはともかく、穴馬から無理矢理買い要素を見つける作業において、豊富なコース経験は最重要ポイントである。この馬は川崎の鬼かもしれないので買い

最後は4番アッキーだ。前年のエンプレス杯は柴田大知騎手とのコンビで5着と大健闘。今回のエンプレス杯は鞍上が笹川騎手となり、鞍上強化と判断してさらなる上昇を期待して買い

以上より、3番プリンシアコメータから1番サンルイビル・4番アッキー・6番ナムラメルシーへのワイドを購入することとする。
としたいところだが、コロナをも恐れぬ馬券狂いから今週末の競馬居酒屋へのお誘いが来てしまったので、ここでこんな無駄遣いをしていいはずがない。僕はオーシャンSで大好きなカッパツハッチを買いたいのだ。

よって馬券は3番プリンシアコメータ6番ナムラメルシーのワイドのみとする。

3-6 ワイド

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