Tang Nano 9Kにmacbook core i3で書き込む

FPGAを始めてみようと思い立ち、秋葉原に行ってTang Nano 9Kを購入してきました。

Lチカまでにかなりかかったので躓いた点を残しておこうと思います。

①アーキテクチャの違いによって動かない
初めはM2 MacBook Airで動かそうとしたのですが、M2のCPUアーキテクチャはARMとなります。しかし、IDEに使用したGowin EDAがx86アーキテクチャでしか実行ができなかったのでエミュレータを使用することにしました。ところがエミュレータはとても遅かった、、、、何かを反映するのに3秒くらい待つ必要がありました。最終的にはIntel Core i3のMacBook Airにパソコンを変更して実行しました。

②デバイスが認識されない
Gowin EDAはWindows又はLinuxでしか動作しないため、仮想環境を使用する必要がありました。その際にVirtual Boxを使用したのですが、仮想環境にデバイスを接続するには、Virtual Box側でポートと接続するUSBの種類を設定する必要がありました。
これによってlsusbで接続したデバイスを認識できるようになりました。
これでデバイスが接続されたかに見えましたが、/devディレクトリに作成されるはずのttyUSBのようなファイルが作成されていませんでした。これはvagrantを使用していたため、デフォルトで用意されているバージョンが古くアップデートすることで解決しました。

③openFPGALoaderがコンパイルできない
Gowin EDAでFPGAに回路を書き込めるのはWindows環境だけらしい。僕はVMのubunutuを使用していたため、openFPGALoaderをクローンしてきて使う必要があった。openFPGALoaderのビルドをしようとした段階で、コンパイルが失敗した。どうやらメモリ不足でコンパイルできなかったらしい。そこでVMでのswapメモリを増やしてみた。すると今度はうまくいった。メモリ不足でコンパイルできないなんてあるんだ、、、

とはいえIntel Macでしか作業できないと不便なので、M2の方でもできるようにAWSでできないか試してみたいと思いますー。デバイス接続大変そう、、

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