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音楽ファンドサービス「MUSIC UP!」の楽曲に最初の1人として出資してみた

「MUSIC UP!」という音楽ファンドサービスに出資してみました。

「MUSIC UP!」は、エイベックスの子会社TWHが運営するクラウドファンディングサービス「Bridge」を通じた新サービス。

スタート時には2曲の楽曲ファンドの資金募集を同時に開始しています。

楽曲ごとに出資を募り、出資した人が楽曲の売り上げなどに応じて配当をもらえる、という仕組みです。

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クラウドファンディングだと、リターンが用意されていて、お金を出すと用意された固定のリターンをもらえる。

という感じだと思うんですが、

MUSIC UP!はファンドなので、売れたら配当金を多くもらえるし、売れなかったら全くもらえない(マイナスにはならない)

ということになります。

今までこういうことって法律だったり、分配の手間があったりして、実現しにくかったと思うんですよね。

取り組み自体がおもしろいなと思ったし、エイベックスがやっていて信頼ができるということで、すぐ出資してみました。

各楽曲・アーティストにそれぞれ1万円づつ。

うまくいかなくても2万円を損するだけなのでいいかなと。


そしたら、なんと、僕が1人目の出資者になりました。

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出資者自体は匿名になっています。


興味のないアーティストにもお金を出しやすい


「Frasco」「Yackle」という2組のアーティストに出資したんですが、2組ともよく知りませんでした。

クラウドファンディングだと、リターンがアーティストのグッズなどだったりするので、興味のないアーティストにはお金を出しにくいんですが、

ファンドだとリターンがお金だったり、判断基準が成長性だったりと、そんなにアーティストに興味がない状態でも投資がしやすい。

株でもそこまで興味のない会社にも投資をしたりしますよね。そういう感じ。

なので、アーティストから見ると、ファンドはファンの外側からお金を集めやすいしくみだと思います。

リターンを考えたり、用意しなくてもよい、というのもありますね。

このジャンルが煮詰まってくると成長性が見込めるアーティストに投資が偏るかもしれないとは思います。

そうなると、SNSで有名な人のほうが有利かもしれません。まあ、そこはクラウドファンディングと同じかな。


出資した理由の1つは、サービス立ち上げで選ばれた2組だというところ。

会社としては最初は絶対に成功させたいので、手堅い銘柄になっているはず。

こういった投資家のような目線で出資できるのもおもしろいところです。


金融の知識を学べる


日本人は投資に関する知識、意識が乏しいと言われています。

こういったサービスを利用することで、アーティストもファンも投資というものが身近になるとよいなと思います。

今回は5万円と、金額としてはかなり少ないのですが、これから規模が大きくなるのも楽しみです。

MUSIC UP!はセキュリテというインパクト投資プラットフォームを使っています。

はじめて知ったのですが、そのプラットフォームでは音楽以外にも色々なものに投資できるみたいですね。結構盛り上がってる。

音楽以外に投資するのもおもしろそう。


おまけ:検索しにくい

MUSIC UP!

という単語が一般的な言葉を使いすぎていて検索に弱いのが困ります。

調べても情報が出てきにくい。

「music UP's」という音楽フリーマガジンもあるので、そちらが上位に出てきます。ややこしい。

同系列のサービスの「BIG UP!」も検索しにくい。

もうちょっと考えてサービス名をつけて欲しかった…

では


■MUSIC UP!
https://www.musicup.jp/

動画でも話しました。


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