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「カッコいい」を体現する男、小坂洋平

小坂カラーの京都青年部会が本格的に始動。
「KYO-SO」(競争・共創)を部会方針に掲げ、京都青年部会を牽引する小坂新部会長の意気込みや目標、部会長の立場だからこそ感じることや、仲間に伝いたいことなどなど、直撃取材!
「かっこいい理論」の真髄、小坂部会長が見据える未来の話など、たっぷり、そして熱く語ってもらいました。


2024年度京都青年部会 部会長 小坂洋平さん

広報:さて、いよいよ小坂新体制での青年部会がスタートしました。部会長としての意気込みを聞かせてください!!
小坂:めちゃ語るけど、みんな時間大丈夫〜??笑
広報:大丈夫です!夜まで空けてます!笑

というわけで、今回の小坂部会長インタビュー記事はかなり読み応えあります!心して読んでください!

意気込み・目標は??

小坂:今期、「KYO-SO」って方針を掲げてるんやけど、
この部会方針をもとに、とにかく好き勝手に楽しんでほしい!
やりたいって思ったことをやる。
だってさ、「つまんない」のは「おもんない」やん??
せっかくの2グループ制、それぞれの幹事長の元、競い合ってほしいし、それぞれに楽しんでほしい。自分たちの委員会に集中してやりたいことを失敗してもいいから挑戦してほしい。
部会長としてはKYO-SOできる土壌作りに力を注ぎたいと思っていて、これが「意気込み」かな。

1人の会員として思うこと・・・

小坂:とは言え、一会員として「こういう風になれるんや」を体現したいなって思うね。幹事長、部会長をやったら会社が確実に伸びるってことを示したいし、その姿を見せる責任があると思う。
京都青年部会には圧倒的なスターがいないっていうのが大きな問題だと思っていて、仕事で成果を出して、会社を拡大させる、圧倒的なスターが京都から出てほしいと思うし、オレ自身もそこを目指す経営者の1人でありたい。

「京都スタイル」みたいなものが出来上がってくると面白いと思う。
それは、概念的なことでもあるけど、京都の同友会で育つということがどういうことなのか見える化していくということも大切だと思う。

広報:「京都スタイル」ってワードが出たんですが、小坂部会長が思う「京都スタイル」って何ですか?

小坂:兵庫青年部会には「志高く」ってキーワードを何年も受け継ぎながらやってて、これを京都版で考えるなら何だろうってことを、仲間内で話題になることがあるんだけど、「本質を極める」って言葉が京都青年部会らしいなって思う。拡大することだけが目標ではなく、伝統産業を守り抜く京都だからこそ、本質を極めたい。その感じが京都らしさとリンクするな〜と思う。

広報:京都は「ものづくりのまち」ですもんね・・・。本質を極める、なるほど、深いですね。


京都スタイルを語る

「かっこいい理論」

広報:ところで、同友会には「不離一体」という言葉がありますが、ここの部分、小坂部会長はどのように感じておられますか?仕事と同友会の関係性について。

小坂:う〜ん、そうやな〜。色々捉え方はあると思うけど、会社や同友会の中で自分という人間性をいかに出せるかということかなと思う。
会社が伸びる方法って色々あると思うけど、最終的に社長の人間性が出ると思っていて、その人間性が試されると思うし、それこそが特徴にもなるよね。
本当の自分でいることの難しさは常に感じているけど、俺には「ありたい像」ってのいうのが明確にあって、社長として“こうありたい”部会長として“こうありたい”、そして家族の中では父親として、夫として“こうありたい”、というのがめちゃくちゃ明確にある。そしてこの「ありたい像」というのはとにかく成長し続けたいと思う姿でもあって、こういう風に感じること、ここ数年、生き方に嘘をついていない感じが本当に心地良いな〜って思ってて、一生これがループすれば良いのになとも思うけど、
外的環境の変化によって、必ずこの心地よい時間は終わりが来て、きっと何かまた振り返ったり考えたりする時間と向き合いながら、また前に進むんやろうな。

広報:あ〜〜〜なんか、めちゃ共感します!今の話、共感しかなかったです!

自身の「ありたい像」を追う

生き方に嘘をつかない、自分の理想に向かってとにかく前しか見ていない感じが本当に「カッコいい」と思わせる小坂部会長ですが、その「カッコいい」ということをどのように思っているのでしょうか、そして同友会活動をどのように捉えているのでしょうか・・・。

小坂:同友会理論と俺の「カッコいい理論」がかなりリンクしていて、同友会って、理念作って、10年ビジョン作ってやるやん?「ありたい像」からの逆算方式が本当に腹落ちしてて、だからこそ、本当に良いなって思う。
この同友会の中で、どんな感じでキャリアを創っていけるのか、ワクワクするね。

本会の中身を知る、ということ。その輪を広げたい。

広報:今後に向けて本会活動の方にも力を入れているんですか?

小坂:今年から支部幹事(上京支部)をさせてもらうことになって、この間初めて幹事会に参加してきてね、「本会に全部揃っている」ってこういうことなのか!って腹落ちした。
色々決めることもあるけど、ちゃんとルールが存在しているからこそブレないし、なるほどな!と思った。
青年部の中で時々「それ、青年部会がやることですか?」とか「同友会としてどうなん?」みたいな議論があって、その意味が本会に参加して本当にそれがよく分かった。
本体のルールを知ることの重要性、本線を理解してやる、セオリーがあるからこそ発展できるし、そこに伸び代がある。
最近、青年部イズムが薄くなってているな〜って感じるんやけど、本会のルールや本質をわかっている人が青年部の内部にいないと、本当にブレてしまうし、そうなるともう「おもんない」よね。
本会を理解しつつ“オレ流にやる”。そこに面白みを感じるわ〜。
というわけで、支部幹事ヤル気満々やで!!


同友会とは

広報:本会の重要性、母体があるからこそ存在できるし発展できる青年部会の存在意義について語ってくださった小坂部会長も、今年が青年部ラストイヤー。
どんな1年にしたいですか?

ラストイヤー、仲間たちに伝えたいこと

小坂:こうして部会長に選ばれたんやから、オレが思っていることはやりきろうと思ってるよ。“オレイズム”を2人の幹事長に伝えながら彼らのやり方でとにかくやってほしい。
「いかにして消えるか」ということを念頭に今期の体制も構想していて、幹事長2人が輝くため、輝かせるために自分はどうあるべきか、それは今も模索中ではあるけどね。

広報:最後に青年部会の仲間たちに伝えたいことを教えてください。

小坂:同友会って色々捉え方はあると思うけど、自分なりの楽しみ方、活かし方を見つけてほしいな〜と思う。
仕事でもプライベートでもない不思議な時間やん?同友会って。
この不思議な時間を満喫してほしい。
経営者としての成長だけでなく、人生を豊かにするためにどう使うか。
それを体験するためには、まず来る!短期間でも集中してやってみて、自分に合うかどうか探れば良いと思う。

今回この記事を読んでくれた人にとにかく伝えたいのは
「思ったことがあれば、まずやってほしい!」
この一言に尽きるね。

小坂部会長を囲んで

あとがき

社業を引き継ぎ、再出発からの経営の立て直しなど、本当に多くの試練を乗り越えてこられた小坂さんだからこその熱い想いと、説得力のあるお話。
あぁ、私たちのリーダーは紛れもなく「かっこいい」そう思えた1日でした。

とても印象に残っているのは「同友会がよりどころ」というお話でした。
「同友会に逃げるな」という言葉もあるけれど、仕事がうまく進まないときは同友会の存在が助けてくれるし、同友会活動で凹んだときは仕事が支えてくれる。逃げるわけではないけれど、共存しあっているからこそ前が向けるという観点においては、参加者一同が大きく頷き、皆同じ思いなのだなということを肌で感じた瞬間でした。

2024年、KYO-SOを方針に掲げた京都青年部会。
厳しい社会情勢の中で、仲間と共に未来を見据えて進んでいく、そんな小坂部会長に注目です!


小坂洋平さん/京都同友会 上京支部所属
(株)ワールドサニー 代表取締役社長


ライター:1G広報委員会 波多野充希
写真:山下正人
訪問者:山下正人・小田智英・塚本悠・原田淳史・波多野充希





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