「公式」が不明瞭であるむずかしさ
今回のトレードで参考にさせてもらったポスト。
なぜ、誰でも手に入る情報を使っても、勝つトレーダーと負けるトレーダーが生まれるのか?
その答えは、情報をただ受け取るだけではなく、情報同士を有機的に結びつけ、高度に体系化し、実践的な知識へと昇華できるかどうかにある。これが差を生む要因だ。
受験勉強においては、確立された公式を覚え数多くの演習問題を解くことで技術を身に着けられる。しかし、トレードの世界では、トレーダーの数だけ異なる「公式」が存在し、どの事例も唯一無二だ。
書籍を読んだり、情報商材を購入したりしても、それは結局のところ、著者の個人的な「公式」を知るに過ぎない。それが自分自身の特性や環境に合致するとは限らないのだ。
さらに、たとえ優れたトレーダーに出会ったとしても、彼らが自らの手法を体系立てて説明できることは稀である。多くの場合、そのトレーダーの「エッジ」は、言語化できない微細な感覚や直感に基づいていることも多い。
長くなったので、「では具体的にどうすれば良いのか?」については、また次回以降お伝えする。