行政経営改革塾(第6回)「指定管理者制度・PFIの実際」開催報告(10月31日掲載)

10月28日(金)に「第6回滋賀大学行政経営改革塾」(於:彦根キャンパス 士魂商才館)を開催しました。

 今回は、主宰者である本学の横山幸司教授による「指定管理者制度・PFIの実際」をテーマに講義が行われました。

 横山教授の講義では主に「指定管理者制度とは何か」「PFIとは何か」をはじめ、それぞれの「沿革」「導入状況」や「フェーズごとの留意点」等について解説がありました。

 その後の受講生からの質疑応答では「指定管理者制度導入が適切なのか、あるいは従来の委託が適切なのかを判断する全庁的な基準が必要と感じた。」「事業者選定時のみならず、管理運営後も財務的な見地等からのモニタリングが重要と感じた。」等の意見や質問がありました。それらに対する回答として、横山教授から「PFIでは、人口10万人以上の自治体に『優先的検討規程』の策定が国から要請されているが、人口規模に拘わらず、すべての自治体が民間活力導入(公民連携)の指針を策定することが望ましい。」「事業者の選定委員会やモニタリングにおいては、指定管理者制度やPFIの専門家、法律や会計の専門家を人選することが重要。」等のコメントがありました。

 当塾は、11月25日(金)に「公共施設総合管理計画と使用料・手数料の見直し」をテーマに第7回を開催する予定です。


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