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その時、ビリのボクは何を思ったか?

こんばんはー。

「毎日記事をあげる」なんて言ったことを既に後悔している こうき です。いや、ブ○ゾウくんはスゴい。

さて、今日はバイト。

ネタをひねり出そうとしていたらこんな時間に。

なので、少し過去の話をしたいと思います。


ヒッチハイクレース

他の追随を許さぬビリでした。

実は、フラグはけっこう前に立っていました。

それは、東名高速まで高速道路が繋がってないこと。

いや、ムリやん。

なんでみんな海老名SAスタートやねん!!

そんな心境でやったのが、かのインスタライブです。

めちゃくちゃテンション低かったと思います。


満面の笑みの謎

改めてこちらの写真をご覧ください。

少し拡大します。

もうちょっと。

こいつビリです。


誰よりも満面の笑みです。

なんでこんなに笑ってられるんでしょう??


えーっと、“応援”してもらえたからです。

恥ずかしいなぁ。


実は、出発してすぐにやめようと思ったんです。

真っ暗だし、車も通らないし、、、

夜通し歩き続けて、20kmくらい歩きました。
(google mapより)

もう、やめよう。

そう思ったんです。


でも、Twitterを開くとみんなが応援メッセージをくれました。

真っ暗なだけの写真を送るたび、あったかいメッセージが。

だから、もうちょっと頑張ってみよう。

そう思って、歩けたんです。


その後は、

ヒッチハイクに成功。

御殿場から高速に乗れない。

くたくたになって電車に頼る。


なにがヒッチハイクレースなんだか。


結局は、“鈍行列車の旅”になったものの、そんな様子ですら、温かなメッセージで溢れました。


(ここからは、ちょっとゲスい部分が見え隠れします。ボクに清廉潔白な印象をお持ちの方は、そっとnoteを閉じてください。)



なんでこんなに応援してもらえたんだろう?

ひとつに、「ストーリーとして面白かった」と言えるかもしれません。

こうしてあらすじをたどってみれば、ちょっと破天荒な旅路でしかない。

でも、その時みんなが熱狂していた。

zenlyをインストールしたり、

Twitterをこまめにチェックしたり、

寝るのが遅くなったり。


これは、ヒッチハイクレース中に感じていたことでもあります。

みんなと違ってとんとん拍子にいかなかったがゆえに、盛り上がりを冷静に見ていたのかもしれません。

「いま、現在進行形でストーリーが創られていく」

このワクワク感は たまりません。

全身の毛穴がブワッと開いて、

背筋がゾクゾクする感覚。


「電車に乗ろう。」

そう言ったのは、ボクでした。

無理矢理引きずっていった友達ではありません。

彼は、それでもヒッチハイクにこだわろうという熱意がありました。

それを躊躇なく切り捨てたのは、ボクです。


「電車に乗ろう。」

その方が面白いと思ったんです。

論理なんてカケラもありません。

完全に直感です。


「ヒッチハイクレースなのに、電車に乗った。」

この事実が、めちゃくちゃ面白いと思ったんです。


くたくただったのは、本当です。

時間的にいっぱいいっぱいだったのも、本当です。


あの写真の、あの笑みの下には、「ストーリーが創られていく」ことに囚われた狂気があったのかもしれません。

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