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「血液サラサラ」ってどんな状態?

こんにちは、絆鍼灸整骨院です!


健康の証といわれる「血液サラサラ」という状態。
血液はそもそもサラサラしていて
流れていくものではないのでしょうか?

‟サラサラ”とは血液が体内にスムーズに流れている状態

成人の体重の8%程度を占める血液は、心臓から押し出されて全身を絶えず駆けめぐっています

健康ならどこにも詰まることなくスムーズに血液は流れていきますが、何らかの原因で血管が詰まり血流が悪くなると
心筋梗塞、脳梗塞などの病気の原因になり、最悪の場合、生命に関わるほど重症になることもあります。

このようなことが起こらない、

血液が滞りなくスムーズに流れる状態を‟血液サラサラ“

と表現できます。

スムーズに流れない状態は血液が‟ドロドロ“ということです。


血液の流れを悪くさせる原因のひとつは動脈硬化。
通常は弾力性があってしなやかな血管が、何らかの理由で血管の壁が厚く硬くなってしまう状態です。

加齢も動脈硬化のきっかけになりますが、喫煙やコレステロール、高血圧、
肥満、運動不足などが重なることで、より起こりやすくなります。

肉や、乳製品の食べすぎ、野菜不足、暴飲暴食も、動脈硬化を引き起こす原因になります。

動脈硬化の予防に重要なのが、食事や運動などの生活習慣の改善。

禁煙や適度な運動はもちろん、
納豆のネバネバの正体であるナットウキナーゼや
お酢や梅干しに含まれるクエン酸、
青魚などに豊富なDHAとEPA、
赤ワインや緑茶に含まれるポリフェノール類などは、
血液や血管の健康を保つのによいとされています。

強い抗酸化作用をもつトマトやたまねぎ、
血圧上昇を抑えるカリウムが多いアボガドやほうれん草、
コレステロールを排出する食物繊維が豊富なさつまいもやブロッコリー
ごぼう、ひじきなども血液をサラサラにする効果が期待できます。

動脈硬化以外では、ストレスや脱水などが原因で血液の流れが悪くなることもあります。

ちなみに病院で出される「血液をサラサラにする薬」というのは、
血液が固まりにくくなる薬を指し、血のかたまりである血栓の予防や脳梗塞の再発防止などを目的に使われます。

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