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問題の定義

自らのありたい姿、社会のあるべき姿、ビジョンを描けていますか?
問題とは、現在の状態と望ましい状態の差分があること。

常に"現状"を把握し、"望ましい・ありたい姿"との"差分"を考える癖づけをするべきだと感じた一文。


問題の希少化を招いたのは構想力の衰え

オールドタイプが「与えられた問題を解く」ことに長けている一方で、ニュータイプはまだ誰も気付いていない問題を見出し、それを社会に向けて提起する。

なぜニュータイプは誰も気付いていない問題を見出すことができるのか。

問題解決の世界では、「問題」を「望ましい状態と現在の状況が一致していない状況」と定義する。
「望ましい状態」と「現在の状態」に「差分」があること、これを「問題」として確定するということ。

よって「望まし状態」が定義できていない場合、そもそも問題を明確に定義することもできないということになる。つまり「ありたい姿」を明確に描くことができない主体には、問題を定義することができない、ということ。

「問題の不足」という状況は、そもそも私たち自身が「世界がこうあるべきではないか」あるいは、「人間はこうあるべきではないか」ということを考える構想力の衰えが招いているということ。

私たちは「ありたい姿」のことをビジョンと表現しますが、つまり「問題が足りない」というのは「ビジョンが不足している」ということと同じである。

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