Mod1 Week5

値段設定のコースも順調に進んでいます。一応Week6まで終わると、基本的な知識の勉強は終了し、Week7はまたTeam Project にはいるようです。
さて、今回は少しコースの話から離れて、並行して学びの場となっている掲示板ボードの内容から話を一つ紹介したいと思います。

私がとっているBoston University の Online MBA では、通常の課題をこなしていくだけではなく、掲示板への投稿や他の人の投稿に自分の意見をコメントすることも求められており、これも週ごとにポイントが割り当てられていて、一定数のコメントもしくは投稿をしないといけません。
投稿内容は、現在進行しているコースのものから、ビジネス全般の話題にもわたっていて、私は週に一回、1時間くらい使ってザッピングしつつ興味のあるトピックにコメントしたり、自分で気になることがあれば、投稿をしたりしています。

そんな中、メキシコ出身の人が面白い投稿をしていたので紹介します。

​私の生まれ育ったメキシコの知人・友人は、法律で定められた労働時間以上に毎週働いており、特に残業代や手当をもらっていない。でも、その環境について疑問を持たずに日々暮らしている。私はアメリカに移住して、この疑問に気付いてこの事実を知人や友人に伝え、改善をしていったほうが良いと助言したけど、皆、今のままで良さそう。なぜだろう?他の人もこういう経験ありますか?

ざっと概要をまとめると、こんな感じの内容でした。
改めて、頭ではわかっていても、自分の中の思い込みがあったのだなと強く感じた投稿です。
一つ目の思い込みは、サービス残業なんて日本くらいだろう、という考えでした。他の国では、Overtime はしっかり請求しているはず、もしくは厳しく法律で管理されているはずと思い込んでいましたが、確かに、そんなことはなく、近しい状況にある国や地域もありますよね。
もう一つの思い込みは、メキシコはきっと仕事よりもプライベートを大事にしていそう、という思い込みです。冷静に考えれば、産業構造などから考えれば、そんな呑気に皆さんが毎日生活していたら成り行かないのは当たり前なのです。
また逆に、日本が実際どうなのかとかも他の人には見えにくいのだろうと思い、2015年頃にあった電通の事件などを紹介してコメントをしました。

このように、カリキュラムの通り進む講義の内容からだけではなく、実際の違いを学べるのも Boston University の Online MBA の良いところだな、と先週は改めて実感しました。

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