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今さら聞けないLINEスタンプの作り方(基礎知識編)|#15

こんばんは。こひまるです。
今日は今さらながら!LINEスタンプについて綴ります!

明日と2回に分けての記事になりまして、本日は基礎知識編をば。
バラバラな知識をまとめておこうと思いますので、今から作ってみようかな〜と思う方はぜひご覧ください。

参考までに、私のLINEスタンプも載せておきますので、興味のある方、応援してもいいよ〜という方はぜひぜひ覗いてみてください!

販売までの手順

【1】LINE Creators Marketへのクリエイター登録
【2】画像の作成
【3】販売登録
【4】審査
【5】販売開始
【6】販売金額の受け取り

上記、本家URLも貼り付けましたが、一番心が折れそうになった【3】販売登録についての記載がなかったので、本記事では特に【1】〜【3】について詳しくご紹介していきます。

ちなみに、残念ながら儲かる時代はすでに終わっています!笑
お金に関しては【3】で後述していきますので、そこだけ見たい方はスクロールください〜。

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【1】LINE Creators Marketへのクリエイター登録

これはさくっとできます。5分かからないです。最低5項目、最大10項目を打ち込み、ポチッと。
※必須事項は太字表記。

・居住国
・事業形態(法人/個人)
・名前(姓)
・名前(名)

・氏名または屋号(個人事業主の場合)
・電話番号
・メールアドレス
・郵便番号
・住所
・ホームページURL

LINE Creators Marketからの確認メール内URLをポチッとすれば登録自体は完了します。

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【2】画像の作成

詳細は明日の記事にてご紹介します。本日は大枠だけ。

◆必要な画像枚数
→メイン画像:1個
 トークルームタブ画像: 1個
 スタンプ画像(選択式) :8個/16個/24個/32個/40個

まず、作成にあたって、「自分が何個セットのスタンプを販売するか」を決めてから作業に取り掛かりましょう。
スタンプの候補を考えていると、後半結構カブってきたりします。
ちなみに、無名クリエイターはほぼほぼ40個・最低単価で販売していますので、その通りの設定でいけば、40個+1個+1個=42個の画像が必要となります。

販売金額については、次の章へ。

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【3】販売登録

先述の通り、ここがいっちばんキツかった!!!!
長くなるので、3つに分けて。以下の順で見ていきます。

[1] 販売金額
[2] 売り上げ
[3] LINECreators Marketでの販売登録

[1] 販売金額

120円/250円/370円/490円/610円
(静止画は120円、アニメーションは250円の販売が大多数)

※私の販売した頃より、設定金額があがっておりました。
 以前は「120円/240円/360円/480円/600円」の120円刻みでしたが、増税の2019/10あたりからの変更でしょうか…?

まず、販売金額。自分用に最低限作って使う、ということならさておき「あわよくば小銭が入れば…」と考えている方はぜひ購入者視点で考え、金額設定をしてみてください。ボリュームゾーンは圧倒的に120〜250円です。

なお、私が今回LINEスタンプを作ったのは「作ってみたかったから」というだけの理由。
もし、可愛いから使いたいー!といってくれる方がいようものなら、使い勝手の良いスタンプが良い。そう思って40個120円で販売しました。
(ちなみに、無料での配布は不可能です。)

友達や家族のスタンプを購入する場合、全く知らない方が購入する場合、どちらも安くてたくさんが嬉しいですよね。そういうことです。笑
もちろん高額に設定も可能ですので、自信のある方はぜひ高めの金額で販売してみてください!

[2] 売り上げ

・LINEスタンプショップ:31円(購入負担:50LINEコイン)
・LINE STORE:42円    (購入負担:120円)

意外と作ってみた人にしかわからない仕様なのがここ。
なんと、どこを経由して購入するかによって、スタンプ作成者の手元に入ってくる売り上げが変わってきます。

というのも、LINEスタンプショップで購入する場合は、LINEコインを現金でこ購入してからスタンプを購入する、という仕組みであるため。

〜200LINEコインまではボーナス額がつきませんが、200LINEコイン以上購入すると、ボーナスのコインがつきます。ゲームセンターのメダルゲーム同様のイメージで、たくさん買えばおまけしちゃうよ、ということです。

一方、LINE STOREの場合、現金でのWeb支払いとなるため、おまけ(値引き)という概念がありません。LINE社としても、LINEコインに交換してもらって、いっぱい消費してもらう方が良いですからね。

参考までに、公式のLINEコインの販売額を並べておきますね。

・50LINEコイン=120円/1LINEコインあたり2.4円
・100LINEコイン=250円/ 〃 2.5円
・150LINEコイン=370円/ 〃 2.46円
・200LINEコイン=490円/ 〃 2.45円
・500LINEコイン=980円(+100)/ 〃 1.63円
・800LINEコイン=1,480円(+200)/ 〃 1.48円
・1,600LINEコイン=2,820円(+400)/ 〃 1.41円
・3,300LINEコイン=5,740円(+900)/ 〃 1.36円

※2019/12/29時点

「LINEスタンプ・絵文字・背景、いっぱい買うよー!」という方はLINEコインを多めに購入しておいた方がお得。
たまーーーーに、単品でのみ購入します、という方であれば、ぜひLINE STOREから購入いただければ作者さんにとっては嬉しいかと!

[3] LINECreators Marketでの販売登録

販売開始までに登録が必要なのが以下4つの項目。

◆表示情報
・送金先設定(銀行口座/LINE Pay)
・タイトル(40文字)
・スタンプ説明文(160文字)
・クリエイター名
・コピーライト
・プライベート設定(LINE STOREの公開・非公開)
・LINEスタンププレミアム(参加する・しない)
・販売エリア(全てのエリア・選択したエリア)
・特集企画(参加する・しない)

◆スタンプ画像
→ぽちぽちと【2】の画像を登録。1+1+スタンプ画像(私の場合40個)。
 メイン画像はzipでのアップロード可能。

◆タグ設定
→各スタンプ画像に対するタグを設定。
 タグの数は300種類over。

◆販売価格情報
→【3】[1]で記述の通り。
 120円/250円/370円/490円/610円から選択。

これは、作成する方は画面を見ながら触った方がよいと思うので、今回は詳しく解説しません。
とにかく太字のタイトル/スタンプ説明文タグの設定が大変でした。
というのも、

まず、タイトル/スタンプ説明文について。

スクリーンショット 2019-12-29 23.05.02

こちら、実際に私のLINE Creators Marketの販売画面になりますが、おわかりの通り、英語の登録必須なんです。
(LINE STORE・日本以外でも販売の場合だと思いますが)

英語ペラペラの父に頼りながらせっせと入力しました。これは全くの想定外で、無駄に労力使いました。

続いて、タグの設定
各スタンプに3つまで登録が可能。最低1つなのですが、みんなが使いやすいように、と3つタグしたいと思っていたのはつかの間。


(タグの個数、300個以上あるやんけ…)


適切なタグを画像に当てはめ、ぽちぽちするのが大変でした。早く販売したいよーーーうーーーという状態でした。
しかもタグのせいでリジェクトくらいましたしね。それは次の章で。


な、長かった、、、みなさんもお疲れ様でした。
さあ、最後【4】〜【6】はさくさくと!

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【4】審査/【5】販売開始

以前は、数週間時間がかかっていたようですが、私が申請した時は、リジェクト含め、丸2日もかからず販売開始できました!
実際の時間経過も参考までに載せておきます!

◆こひまるのスタンプ(審査〜販売まで)
・08/27 0:19:審査依頼
・08/27 16:59:リジェクト
・08/27 17:03:再審査依頼
・08/28 20:04:スタンプ承認
・08/28 21:10:販売開始

販売開始の案内メールに「※販売が開始されるまで数分〜1時間程度の時間がかかる場合があります。」の記載あり。キャッシュ関連と推測。  

リジェクトの内容は各スタンプのタグ設定
ありがとう、のスタンプに「あ」のみのタグをつけたりなんかしたため、リジェクトを食らった模様でした。

文字変換しやすいかなあ、と思いタグ付けしたのですが、LINE社と私の認識違いが生じていたようですね。
おそらく、絵文字スタンプ用のタグだったのではないかと予想しています。

ひらがな・カタカナ・アルファベット・記号・数字あたりのタグ付けは審査に時間がかかりそうな印象ですね。
ひとまず、みなさんはスタンプへの「あ・い・う・え・お」などの単体のタグ付けにはお気をつけくださいませ!

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【6】販売金額の受け取り

分配金1,000円以上で受け取り可能
・銀行振込:手数料540円
・LINE Pay:手数料無料

「【3】[2]販売金額」でも記載した通り、LINEスタンプショップ、LINE STORE経由で売る場合、現金化まで何個販売が必要か、を単純計算してみると…

・LINEスタンプショップ=31円
→1,000円到達まで、33セットの販売が必要

・LINE STORE=42円
→1,000円到達まで、24セットの販売が必要


待って、鬼キツくない?笑

なんなら分配金は多少あっても、販売現金化できていない人たくさんいそう… これが闇に消える金か…


というか、銀行振込の手数料540円は鬼じゃない?


1,000円の分配金を受け取るために、540円支払ったら手元にいくら残るというの…ということで、分配金の受け取りはLINE Payをオススメします。

ちなみに、かくいう私も2019年8月末から販売して早4ヶ月、まだ分配金を受け取れる状態ではありません。かくいう、とか言っている場合じゃない。

ほそぼそとしか公表してないからね、でも年始でまともに告知しよう…。さすがに一旦分配金受け取ってわーい!したい…。というか早く第2弾作りなよ自分…。

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はい!
予定より、かなりボリューミーになってしまいましたが以上です!

実際にLINEスタンプを作ってみた感想をお伝えすると、「スタンプ画像を作るよりも、他の労力の方が圧倒的に大きい」ということがわかりました。笑

でも作ること自体は、非常に楽しかったです!
もしかしたらどこかの誰かが自分のスタンプを使ってくれている、と思うと嬉しいですよね…!

作成自体は、LINE Creators Studio(LINE社のLINEスタンプ作成アプリ)などでどなたでも簡単に作れるようになったので、ぜひ自分好みのスタンプを作成してみてはいかがでしょうか?

ということで、次回は「作成編」をお届けしますー!



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