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気付くこと、気付かないこと

ある大先輩から以前、「向田邦子の『阿修羅のごとく』見ると人間の「心模様」が分かるぞ」と言われていた。

1979年のドラマなので自分からレンタルなどしないとみることができないと思っていた。そうしたら、先日、BSプレミアムの「NHKプレミアムカフェ」で放映するとのこと、仕事の時間だったので録画にて視聴した。

感想として

「今でも通用する、心のつながり方、家族の在り方を『こそっ』とみている人の心に投げかけるような作品」でした。

人それぞれ抱えているものはたくさんありますが、それに気付くこと、気が付かないこと、気が付かなくてよいもの、気付いてしまったこと、どれも自分の些細な行動1つで変わっていくんだなぁと。

そして「女性」の描き方、同性だからこその台詞や動きを脚本にちりばめたんだろう、それが視聴者を魅了する作品になったのだろう。

向田邦子さんが現在でも生きていたら、今の女性の行動や心の動きをどうやって描いていくのかなと思った。

テーマ音楽の「ジェッディン・デデン」もドラマに合っていた。

またゆっくり見たい作品でした。