明治大学商学部で面白かった、受けて良かった授業

はじめまして、こーへいです。このnoteを書いている日に大学最後のテストが終わりました。もしかしたら、卒業できずにまた半年~一年通うことになりますが、その時はその時です。

今日はタイトルの通りで私が所属する明治大学商学部で受けてよかった授業を羅列します。正直、真面目に受けた授業は少ないので、参考になるのか分からないですが、今の自分の趣味である会計や実は経営学が好きで、そのきっかけとなった授業などがあるので、いくつか紹介したいと思います。

紹介しようと思った理由としては明治大学の商学部を目指す人がどんなことを学べるのか知れるように、あとは単純に備忘録として残しておきたいと思ったからです。結構授業の感想が入っていますが、それも含めて授業の紹介とします。

*順番は特に関係ありません。

目次
経営学総論 水村典弘氏
都市地域交通論 恩田睦氏
実践会計論 山口不二夫氏
ベンチャーファイナンス論 藤野英人氏
終わりに

経営学総論 水村典弘氏

この授業は一年生の時に受講した授業で経営学の入門として学びます。結構幅広く有名な経営学の王道とも言えるのが出てきます。テイラーによる科学的管理手法、マイケルポーターの競争戦略、チャン・キムのブルーオーシャン戦略などを私が受講した時に授業内容に含まれていたと思います。ポーターとチャン・キムの書籍はそれぞれ2冊ぐらいは読みました。正直、そんなに覚えているわけではないですが、今でも読み返したいという気持ちがあるのはこの授業のおかげで、私の頭には経営学というものが存在するから、経営に関することは体系的に学べるだろうなぁと思えるのはすごい人生通して良いことだと思います。そういう意味でこの授業は私の人生を大きく変える授業になるかもしれません。水村典弘氏、ありがとうございます。

都市地域交通論 恩田睦氏

この授業は主に日本の地域交通に関する課題に対して、どのような背景があり、どのような解決策があるのか?を事例を見ながら、考える授業でした。日本は地方での少子高齢の進行が著しく、効率的に公共サービス、福祉サービス等を運用する必要が出てきいます。そこでの都市の構造や交通の関係性等を学びました。私はインターネット使った何かを正しい場所に正しい形で通すことが、効率化に繋がるのでは?と思っていましたが、それが一番有効な手段ではない可能性は大いにあることを知りました。私は少子高齢、教育などにちょと興味関心があり、この授業はどちらにも関わることだったので、今後これらの分野で生きるとなった時に、とても役立つことになりそうです。それと、一企業の努力だけでどうにもならず、もっと多くの組織、国や地方自治体を巻き込まないと、話にならない問題があるように感じました。と、今後の自分の興味関心がある分野で生きる際に、とても活きそうな授業だと感じたので、ここに挙げさせてもらいました。恩田睦氏、ありがとうございます。

実践会計論 山口不二夫氏

この授業は受けてきた授業の中で一番楽しかったですし、私に影響を与えています。この授業を受ける前から企業の財務諸表を読むようにしていましたが、これを取ってから財務諸表を読む際に色々なことを気をつけるようになったと思います。微弱な変化ですが、自分の中ではかなり会計に関する考え方が深まったと感じています。
内容としては様々な企業、SofrBank、JAL/ANA、日産とトヨタなどの財務諸表を実際に読みながら、授業は進みます。それと、会計学の理論的な話も出てきます。皆さんは会計と聞くと、簿記を思い浮かべると思いますが、簿記でどうしてのその勘定科目が存在するのか?どうしてのその勘定科目はどの項目(資産の部、負債の部、純資本の部)なのか?などを論理的に解説する内容もありました。授業の元となっている教科書があり、まだ読んでないのですが、課題図書として読もうと思っています。毎年、あの授業になら、お金を払いたいです。本当に山口不二夫氏、ありがとうございます。

ベンチャーファイナンス論 藤野英人氏

この授業は実はこのnoteを書いている日にテストが終わった授業であります。
この授業は今までの授業とは毛並みが違いますが、とても面白い授業でした。時間帯が17:10~20:30頃までととても遅いにも関わらず、あまり休まずに行ったのは講師の藤野氏、並びにゲト講師の豪華さにあります。ゲストに関してはどこまで話して良いのか分からないため、伏せます。講師の藤野氏はご自身のFacebookでも明治大学で授業を受け持っているのを公表されているので、ここで書いても大丈夫なはずです。
紹介はこちらを読んでください。
端的に言って、明治大学に入ったならば、この授業は必修にした方が良いのでは?ってぐらいには豪華で刺激を受けると思います。
多くの学生は滅多に企業を経営している人と会うことはないと思います。それも成長してきた、している、するであろう企業の経営者であればなおさらです。ここではそのような人たちの話を聞けます。話を聞くだけでは何もなりませんが、話を聞きもしないと一生その世界を知ることはありません。私の数少ない周りの大学の同期はどうも「仕事はつまらない」と思っているように見えますし、面白いものに、刺激的なものに、楽しいものに、創造的なものに、しようと思っているようには見えません。少なくとも現在は。
なんとも言えないのですが、私は後者で述べたように仕事をしたいです。起業家の方が話しているのを見ていると、後者の傾向がある人の方が多いと思います。そのような人に触れることでとても大きく価値観は変わると思うので、本当に全員に受けて欲しいと思いました。
授業の内容としては講師によるベンチャー企業の概説、資金調達、死の谷についてなどの解説があります。
それと、現役のVCや起業家、東証一部上場企業の代表の方などがゲスト講師として来てくださり、とても熱い良い話が聞けました。
最後にゲスト講師として来くれた経営者が所属する企業紹介?的なプレゼンをします。その経営者の前で。
私たちの班は某東証一部上場、総合エネルギー事業を行っている企業の代表の方の前でプレゼンを行いました。めちゃくちゃ緊張しました。プレゼンはエネルギー事業という学生には縁遠い業界の企業を紹介するにはちょっと前提知識の解説がないと伝わりづらいと思うと言ったフィードバックや企業の強みに関するところでご指摘をいただきました。ただ、他のところでは色々と好評をいただけたように感じたので、良かったですし、個人的にパワポのデザインや自分が担当した部分のスライドも好評だったと感じれたので、嬉しかったです。
更に嬉しかったのはプレゼン後の学生からの質疑応答で回答と質問に5点満点で得点が付き、5回質問されます。25点満点中何点なのか?で勝敗を決めるというのがありました。プレゼン側が回答し側で質問班というのが別にあり、その班が私たちに質問してきます。
この質問の得点を付けるのはプレゼンを聞いている代表の方なのですが、私たちプレゼン班がほぼ満点で勝つことができました。
質問の内容も私たちにとっては答えやすい質問が多く、運が良かった部分もありましたが、特にITに関する私の考察を含めた回答がいくつかあり、代表の方に「よくそんなこと知っているね」「ほぼ完璧だった」等言ってもらうことができて、すごい嬉しかったです。IT業界は好きなものなので、そこを評価していただけたのは嬉しかったです。あと、レオス・キャピタルワークスの社員の方にも結構良かったと言われたのも嬉しかったです。
授業ではこのように多くの経営者の前でその企業に関する自分の考えをその経営者に対してぶつけることができる滅多にない時間になります。もちろん、厳しいフィードバックをもらうこともありますが、すごい有意義な時間になることは間違いありません。
本当に貴重なお時間を割いていただき、素晴らしい授業を開講してくださった藤野氏には感謝しています。

終わりに

他にも本当はいくつかありますが、割愛します。
明治大学商学部でもっと真面目に授業を受けていると、得られるものもあるだろうと思います。ですが、私は真面目に授業は受けませんでした。どうして真面目に受けなかったの?というのを述べると言い訳にしかならなくなると思うので、述べません。しかし、明治大学商学部に落ち度があるわけではなく(全く無いとは言わないが)、明らかに私に落ち度があり、大学への投資を回収できなったのは私の責任です。そもそも、特に目的なく入るには高額すぎるので、メリットに対してコストが掛かりすぎたというのが私の大学への投資結果だったと思います。
投資効率を上げるのであれば、およそ400万掛かる学費を減らす、得られるリターンを増やすという選択肢が考えられます。しかし、前者は大学選択の時点で国立に入る、給付奨学金を入学前、中に受けるなどが挙げられそうです。
校舎に関しては、私がもし次に大学にお金と時間を投資するのであれば、最大限にリターンを増やすための努力を怠らないようにしようと誓います。


以上、私の大学4年間の振り返りでした。明治大学商学部に進学しようとしている高校生がいたら、読んで欲しいので、積極的に共有して欲しいです。

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