友達が「六本木でたい焼き屋する!」って言ったら、君はどうする?【#考えたこと】
先日、六本木にある鯛のないたいやき屋"OYOGE”に行ってきました。
完全キャッシュレスで、外観お洒落で、パッケージも綺麗で、味も美味しかったです。
インスタでは結構な人が投稿していて、流行ってるらしいです。(全然知らなかった、、。)
で、本題。
たい焼き食べながら「これどんな気持ちで、どんな戦略で、六本木でたい焼き屋やろうと思ったんだろう、、。」とふと思いました。
六本木でこんなインスタ映えするものを食べながら、創業者の気持ちを考えたのは、多分OYOGE史上1人目のお客さんだと思います。
そして更に、もし友達が「六本木でたい焼きやする!」って言ったら、僕はなんて言うんだろうなーと考えました。
もちろん僕自身も他人から見たら意味不なことを目指してやってるので、反対はしないだろうけど、上手くいくとは思わないかもなと、正直思いました。(もちろん戦略によりますが)
これ、なんか、「あー、そうだよなー」と思いました。
所詮、やったことがない人がその人の常識の範囲内で反対するだけなんですよね。
成功した人はよく「アイディアを話した時は全員に反対された」と言いますが、それが真理なのだと思います。
誰もが反対するけど、自分だけが信じていること(知っていること)があって、それを信じ抜いて、やりきるからこそ成功できます。
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よくスタートアップのアイディアは「悪そうに見えて実はいいアイディア」を見つけることが大事と言われます。みんなに反対されるけど、実は隠れた需要を捉えているということですね。
ピーターティールも「隠れた真実」を大事にすると言っています。
そう、逆に言えば、みんなに反対されないアイディアは事業アイディアとしての価値は小さいと言えます。みんながわかってる需要なので、きっと何らかのビジネスが既に生まれている可能性が高いです。
では、実体験
僕は現在スタートアップの立ち上げをしており、少し前は資金調達のためにいろいろな投資家を回っていました。
誰に話しても反対される日々で、指摘を受け入れる一方で、「いや、これならイケる!」と思う心も正直ありました。
だって、世界を変えるアイディアは誰にも理解されないものだと勉強したので、反対されればされるほど、「僕らのアイディアは素晴らしいんだ!」と思っていた節もあります。(もちろん、真摯にフィードバックは取り入れて改善はしていました。)
けど、今思えば、当時(当時と言っても2ヶ月前くらい)のアイディアは、普通にまだまだ過ぎたなと思います。
シンプルに悪いアイディアを悪そうに見えて実はいいアイディアだと勘違いしてただけです。課題感の整理とか、解決策の磨き込みとか、まだまだ出来ることはたくさんありましたねー。恥ずかしい。
「これは絶対に正しい!」と心底思っていて、自信満々でした。
が、自分なりに考え、検証を繰り返していくうちに、「いや、確かにこれは成り立たないぞ、、。」と思うようにもなってきました。
自信と過信と謙虚と貪欲さ
この辺、バランスがマジで難しいなって思います。
僕は正直、どんだけ反対されても「いや、100%こっちが正しいんです」と創業者が言えないアイディアは良くないと思っているので、自信家であり、反論を受け流す頑固さも必要だと思っています。
けど、投資家やVCの方々は、僕なんかより100倍はいろんな事業を見てきた上での指摘なので、まあ割と正しいことを言われることも多いんですね。
で、それを受け流してはいけないと思ってます。
自信と過信は違う。謙虚さはいらなくて、自信満々であった方がいいけど、貪欲に指摘を吸収し続けることが大事。
今はそう思います。
そんな僕が今考えること
そして最後に、もう一度僕らが課題からビジネスを考え直しているメモを乗っけておこうと思います。
多分、変わりますので、「あの時こんなことを思ってたんだー」のメモとして。
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