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次元の高い世界へ。

久しぶりにインターステラーを見た。好きな映画。SFなのにSFっぽくない。現実性を残しながら、コンセプトは思想的で、どのジャンルにも嵌らない良さがある。人はどうやったら高次元にいけるだろうか。3次元空間に時間軸を加えた4次元世界で生きている私たちの、5次元目の軸こそ「愛」である。

結局、愛に従った判断こそが、データよりも正しかった。そんなラストシーンが印象的で大好きだ。男女の愛だけでなく、ブラックホールへ飛び込むという判断をした主人公もまた、感情ではなく行動による愛を示した。

私は日々の生活の中で、大切なものを見失うことがある。家族、友人、信仰、そして愛。相手の気持ちになり、優しい言葉をかけ、時間を使って助けることを忘れてしまう。ときに責める言葉を使い、相手の欠点を指摘することに時間を消費する。

ちょっと日常を離れて俯瞰的になると、自分の卑小さが鮮明になり、本来すべきこと、したいことがはっきりする。読書や映画、旅行には、そういった力がある。インターステラーを見て、今日は友人と熱海へ日帰り旅行。のんびりしながら、愛についてもう少し考えてみよう。


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