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音声制御機能を搭載したSAMTIANのLEDパネルライト

全部入りですぐ使える便利でコンパクトなSAMTIANの照明セットをレビューます。

内容を動画にしています。よかったらこちらもどうぞ!

仕様

  • 240個のLEDを搭載(RGB+白が各60個)

  • 2800K~9900Kの色温度調整が可能

  • バッテリー、電源アダプター両方に対応

  • パネルのサイズ: 約170x約115

  • 照射角度:120°

  • 4つのモード

同梱品

  • LEDパネルライト本体 x2

  • ディフューザー x2

  • 自由雲台 x2

  • バッテリー x2

  • 充電器 x2

  • ACアダプター x2

  • 布ケース x2

  • スタンド x2

  • バッグ

使い方

ON/OFFボタンを長押しすると電源がが入り、左右のつまみで輝度と色温度の設定ができます。左側にはモード切り替えボタンがあり、4つのモードを切り替えられます。モードについては後で説明します。真ん中にLCDがあり、現在の輝度と色温度、モード、バッテリー残量がわかります。ON/OFFがボタン長押しなのが面倒です。

ディフューザーは磁石で固定する方式なので着脱するのは簡単なのですが、基本的にはつけっぱなしになると思います。下面に1/4インチのネジ穴があります。一般的なカメラ三脚などにも取り付けられるので取り回しは良好です。

AC電源アダプターとバッテリーに対応しています。

モードについて

この商品には4つのモードがあります。

CCTモード

これはいわゆるバイカラーモードです。右側のノブで色温度を2800K〜9900Kの範囲で、左側のノブで明るさを0〜99%の範囲で調整できます。色温度調整はなめらかではありません。

最も一般的なモードで、これだけでほとんどのユースケースに対応できます。

COLモード

いわゆるRGBカラーモードです。多分ColorのCOLですね。

FLHモード

さまざまなパターンを使えるモードです。FlushのFLHかな?パトカー、救急車、消防車、ファイヤーワーク、アンバランスなど、18種類のパターンがあります。眩しい。

SUDモード

音声制御フラッシュモードです。ふたつのサブモードがあって、環境の音のリズムにあわせてRGBライトを光らせたり、音の速度と周波数に応じて白色LEDライトを光らせたりできます。

4つもモードがあるのでギミックとしては面白いんですが、ちょっと使い所がわからないかなーと思います。

使い勝手

良かった点

全部入りですぐに使えるのがいいですね。このセット買っておけば他には特に買い足す必要がありません。AC電源とバッテリー両方に対応しているのも便利です。撮影するときって照明の位置をよく変えるので、コードがあると地味に邪魔になりやすいんですよね。

あと、1/4インチネジで固定できるのもいいです。カメラ用の三脚とかに取り付けられます。マイクアームなどでデスクに固定すると普段のWeb会議用の照明としても使えます。

これひとつ買えば撮影の幅が広がる便利な照明セットなので、よかったらチェックしてみてください。

イマイチな点

電源ボタンが長押しなのが面倒くさいです。バッテリーで使っているときは特にそうなんですが、頻繁にオンオフする場合に長押しだと煩わしく感じます。リモコンなどで操作できるとよかったかなーと思います。ボタンが裏側にあるので、自撮りの場合は裏に手を回して長押しする感じになります。

あと、個人的にはソフトボックスがほしかったです。ソフトボックスというのはこういうやつ↓で、光を柔らかくしたり広げたりできます。

撮影用照明って、光源の面積が大きいほど自然ないい感じの光になります(個人の見解です)。ソフトボックスなどで面積を稼げるとより使い勝手がよくなると感じました。コンパクトで取り回しやすいのがこの照明の特徴なので、つけ外ししやすい専用のソフトボックスがあると嬉しいですね。


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