プロ奢から学んだ自分を激変させた価値観

僕は、昔から凄まじく承認欲求が高かった。
とにかくヒーローになりたい、なって褒められたい。その一心で現状に全く満足せず、常により上の自分になることがゴールだった。

ボーリング大会に行けば、誰よりもスコアをとって褒められたい。

野球の試合に出場したら、いい場面でナイスバッティングをし、褒められたい。

受験は、東大に受かって褒められたい。

常に、最高の結果を残し褒められることが目標だった。

だから、現状には一切満足しない。
理想の自分になっていないなんて、くそくらえだ。今はどうでもいい。ただの修行期間だ。

こんな風に今をないがしろに生きてきた。
最高の自分が訪れることを信じ、そこにばっか集中が向いていた。

そんなとき、プロ奢の記事を見た。
自分と同じ、1997年生まれの男の記事だ。

色々なことが書いてあったが、
自分にとってダントツで響いたのは、

正解なんてものを定めてないし無いと思っているから、不正解も同様に無いといった
節の部分だ。

これにはやられたと思った。

今まで、自分の中でヒーローになることそのものが幸せであり正解だと強く信じていた。

ところが、本当に正解なのだろうか?

誰がそんなとこ決めたのだろうか?

自分だろうなぁと。

ヒーローにはヒーローなりの楽しさもあるし同様に苦悩もある。

僕には僕なりの楽しさもあるし、苦悩もある。

段階が違うだけで、規模が違うだけで、実は幸福度って観点で見るとそこまでの差異はないのでは無いか。

そう考えると、ヒーローになることが絶対的な正解とは言い切れないのでは無いか。

そんな簡単なことにプロ奢の記事は気づかせてくれた。

その記事を初めて見た日から僕は、
未来のヒーローになってる自分という正解を目指して今をないがしろにすると言う生活から、
今は今なりの楽しさを探して見つけて楽しみつつ、次の段階を目指して頑張るという生活にシフトできている。

これまでの人生の中でもも強烈に楽しい日々を送れている。

ありがとう、プロ奢。

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